FURUNOアングラーが語る、船釣りの魅力!
こんにちは、FURUNOアングラーの津島です!
今日は私の大好きな釣りの話をさせてください。
ワカサギのような小さい魚を狙う釣り
100kgを優に超すカジキを狙う釣り
世界には多種多様な釣りがあり、また楽しみ方も千差万別です。
魚を釣る、魚を食べる、ということ以外にも楽しみ方が存在します。
私が思う、”奥深い釣りの世界”をご紹介します。
釣っても食べずに逃がす!?船釣りの魅力とは
筆者自身カジキ釣りを長年していますが、釣ったカジキは逃がすこともあります。そんな話を同僚にすると「なんで!?食べないの!?もったいない」といった反応を受けることもチラホラ。
確かに、釣りの魅力の一つとして釣った後の食べる楽しみもあるのですが、私としては釣れるまでの過程にあるゲーム性も大きな魅力だと考えています。
そもそもカジキというのはヒットさせるのが難しい魚です。基本的にはトローリングという手法で船を走らせながらルアーでカジキを狙います。
広大な海の中からカジキをヒットさせるためには様々な要素があります。
・潮流
・水温
・ベイト(小魚)の有無
・ルアーの色・形
・他の船からの情報etc
あらゆる情報を統合し最適な選択をすることでようやくカジキをヒットさせることができます。さらにヒットさせた後も道具の性能やアングラーの技量、クルーのチームワーク等全てがあわさることが求められます。つまり、自分たちの立てた戦略が魚に優った時にようやく釣り上げることができるのです。
これはカジキ釣りに限らずどんな釣りでも共通していると思います。そして、入念に練られた戦略を元にゲットした魚は、たとえどんなに小さくとも、たとえ一日中釣りをして釣れたのがその一匹だけだったとしても、価値ある一匹として釣り人の心に強く残ります。
そしてその経験が釣り人を魅了するのだと考えています。
ゲーム性を高めるフルノのユニークな製品
フルノは釣りを主とするレジャー市場にもこれまで多くのユニークな製品を送り込んできました。
レジャー向けにカスタマイズされた魚群探知機は釣りという戦略ゲームをより盛り上げます。
例えば最新機種では、船の真下だけでなく、断面で海中を見ることができます。そしてルアーやエサを追う魚の動きをリアルタイムで確認できることから、魚の有無だけでなく活性度合いがわかります。そこからアングラーはポイント移動や、ルアーアクションの判断をすることができます。
また海底地形をリアルタイムでマッピングする海底マッピング機能では海図には描いていない正確な海底地形をリアルタイムで作成することができます。自分しか知らない好ポイントを探し、釣果をあげることができるユニークな機能だと思います。
このように普段は見えない海の中を調べ、状況を把握しながら良いポイントを見つけて釣果に繋げるということは船釣りならではの楽しみ方ではないでしょうか。
でもやっぱり楽しいから釣りが好き
ここまで釣りのゲーム性やそのゲーム性を高めるフルノ製品の話をしてきましたが、そういうことだけでなく、シンプルに楽しいということが私が釣りが好きな理由なのかもしれません。
船釣りはよほどの熟練度がないと中々一人では難しいと思います。堤防や海岸と違い自身も海の上、潮や風の影響で船が移動するため、絶えず自船や周囲の状況も確認する必要があります。そのため釣りと同時に操船もする必要があるため、とても高いスキルを求められます。
そのため必然的に仲間たちと遊漁船に乗ったり、ボートレンタルなどでも複数人で借りることが多いです。
そうなると楽しいのがお互いの釣果で一喜一憂したり、釣った魚で宴会をしたりすること。練習次第で魚も捌けるようになるので新鮮で美味しい魚をみんなでシェアしあうパーティはとても楽しいものです。
また遊漁船をチャーターする場合などは初心者も気軽に楽しめるメリットがあります。私のアドバイスで初心者の方が釣れたときは自分が釣れたとき以上に喜びもあります。
釣りを楽しむ時間を共有しあう、釣れた魚を共有しあう、そんな"共有"というワードに釣りの楽しさが込められているのかも知れません。
食べるだけが楽しみじゃない、釣りの魅力を今回ご紹介させていただきました(といいつつ最後は食べる楽しみもお話ししてしまいましたが 笑)。
釣りの楽しみ方は人それぞれですが、釣り好きが高じて魚群探知機のエンジニアになってしまった私の釣りへの想いに共感いただけているととても嬉しいです。
そして、このnoteを読んでくださった釣り好きの方々の豊かなフィッシングライフにフルノの製品が貢献できていることを願って、これからも良い製品開発に注力していきます。
執筆 津島 和亮
編集 高津 みなと