知らないねえねと手を繋いで遊んでいたあなたへ 4月23日
すっかり春が通り過ぎようとしています。
毎日、晴れ続きであなたは毎日、近所の公園にママと遊びに行っています。
我が家の一応の方針として、あなたは3歳になってから、保育園もしくは幼稚園に行かせようということになっています。
と言っても、すごい理由があるわけではありません。
ママが普段、お家にいてくれるからあなたを預けなくてもいいよね、という軽い理由からです。
でも、パパはそれでいい、いや、それがいいと思っています。
あなたにとって当たり前のようにママと過ごせる毎日があるということは、とても大きな意味を持つと思うからです。
ママと子どもが長く一緒にいればいいか、というと一概には答えを出すことは難しいでしょう。
でも、あなたを見ているとそれがあなたの幸せにつながっていると思えてきます。
ママもあなたと過ごした1日をパパに嬉しそうに話してくれて、あなたも同様に「ママー」「しゅー」「くっくー」とたくさんお話をしてくれるからです。
でも、その一方で、あなたが他の子たちとしっかり関わることが当たり前でないことに、小さな不安を持っていることも事実です。
あなたが友だちとうまくやっていけるだろうか。
3歳になった時、しっかり保育所に通ってくれるだろうか。
そんなことをよく考えているパパですが、ママから送られてきた写真を見てとても嬉しくなったことがありました。
それは、たまたま同じ公園に遊びに来ていた近所の保育所のお姉ちゃんと一緒になったことから始まります。
あなたは、関わりなど全くない女の子、男の子と一緒に手を繋いで走り回ったり、一緒にシーソーに乗って遊んだりしていたのです。
普段から誰かと一緒に遊ぶという習慣がなかなかないあなたですが、嫌がるそぶりも見せず、知らないねえねと一緒に遊ぶあなたの姿にホッとしていたパパです。
あなたが摘んだタンポポを見て「お花は取っちゃいけないよ」と言ってくれるねえねがいましたね。
あなたは保育所に通っていないけれど、近所の公園で年の違うねえねと遊び、たくさんのことを学んでいました。
自分と違う人と温かい関わりを持ち、自分を成長させるエネルギーにすることができる
それはとても素敵で大切なことです。
なぜなら、人間は誰しも、他者との関わりの中で生き、他者との関わりの中でこそ幸せを感じることができる生き物だからです。
心理学者アドラーは「人間の悩みは全て人間関係によるものだ」と言いました。
それだけ、人間関係というものは人において大きな意味を持ちます。
あなたは他者とどのように関わる人になれるでしょうか。
そして、その中でどのように自分を成長させることができるでしょうか。
もし、あなたが今、他者関係において不安定になっているのだとしたら、何より大事にするのは「自分自身」です。
人間関係を大切にするためだからこそ、「自分自身」を大切にしなければなりません。
こんな矛盾めいたことを言って申し訳ないけれど、これこそが真理だとも思っているパパです。
今日もパパはパパを精一杯大事にして生きることで、あなたもママも心の底から愛せています。
あなたの今日はどんな1日ですか?
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