タオルの角のかたいとこが大好きなあなたへ 4月6日
あなたが「きーろ」と呼んでいるものがあります。
「きーろ」は「きいろ」という意味で、「黄色いハンドタオル」のことです。
以前は、机やキッチンを拭いていた「ふきん」なのですが、あなたがたまたま手に取ってその四隅を触り、そのかたさがとても気に入ったようなのです。
毎日、あなたは「きーろ、きーろ」と言って、そのタオルがなければ探し、すぐに見つけては角を触っています。
指と指の間に挟み、その角の分厚さやかたさを触って気持ちよくなっています。
これを初めて見たとき、ママとパパは思いました。
パパと全く同じやん………。
実は、パパもタオルや服の角にあたる部分が分厚く、かたくなっているところを触るのが、30歳を過ぎた今でも、いまだに大好きなのです。
そして、あなたのその姿を見るたびに思うのです。
そんなとこって遺伝するの………?
容姿、好み、考え方などが似ていくのは納得ですが、「タオルの角を触るのが心地よいと感じる」ところまで、人は似ていくものなんですね。
微笑ましいとともに、感心し、驚いています。
あなたは今も、「きーろ」を握りしめて寝ています。
いつまで続くのかな?
楽しみです。
きっとずっと続くのでしょう。
あなたは私の子ですからね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?