お気に入りのぬいぐるみが手放せないあなたへ 3月22日
あなたが「ぴっちー」と呼んでいるぬいぐるみがあります。
これは、あなたが産まれる前からママがお気に入りで持っていたぬいぐるみです。
ママとパパが名付けた「みちお」という古風で和風でかっこよく無くてどうしようもない名前。
あなたが産まれてからはいつもあなたの横に置いていたこの「みちお」は、今ではすっかりあなたのお気に入りになってくれました。
あなたはまだはっきり発音ができていないので、「みっちー」が「ぴっちー」になってしまいますね。
名前の呼び方は間違えているけど、でもいつでもあなたは「ぴっちー」と一緒がいいようです。
車に乗るときはいつもあなたの横にいるし、散歩に行くときはひきずりながらでも連れて行きます。
ねんねするときはあなたの横で眠っているし、ご飯を食べるときはあなたの横で見守っています。
あなたが産まれたときは、あんなに大きく見えた「ぴっちー」は、今でもあなたの子分のような大きさ見えるほど、あなたは大きくなりました。
あなたのような笑顔が素敵で、優しい子が気に入ってくれているから、「ぴっちー」も嬉しいはずです。
それはそうと、あなたにとっての「ぴっちー」みたいに、自分だけのお気に入りを持つってとても大切なことだとパパは考えています。
お気に入りのぬいぐるみや人形のように、近くに置いておける「もの」はもちろん、お気に入りの「時間」や「場所」、「空間」や「考え方」のように「見えない」ものをお気に入りにするのもとってもステキなことです。
お気に入りをもつということは、その対象に対して自分なりの関わり方や気持ちをはっきりと自覚し、持っているということです。
そこに、その人の主体性が垣間見えるところが、好きなのかもしれません。
そして、お気に入りのものを持てている人は、いざという時に「強い」ということもつくづく感じています。
・こっちがダメでもこっちで勝負できる
・ここがダメになってもあっちがある
そんな風に、お気に入りのものは最終的にその人を支える存在になってくれるように思うのです。
あなたの人生にとって、大切なもの、欠かせないもの、気に入っていて手放したくないものは何ですか?
2歳のあなたにとっての「ぴっちー」のように、今のあなたにとってもお気に入りの何かがあればステキで嬉しいなって思っています。
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