私には刺さったコンデジ LUMIX LX2
コンデジ全盛期の頃、デジカメ後発組だったパナソニックはコンデジに広角28mmスタートのズームレンズとか手ぶれ補正とか他のメーカーにない機能を搭載して攻めてました。直ぐに他のカメラメーカーに真似されて抜かれていたので、家電メーカーのコンデジのイメージは拭えなかったんですけどね。
そんなパナソニックが販売していたコンデジの一つがLUMIX LXシリーズ。当時、高級コンデジというカテゴリーに入るコンデジで、1/2.3インチよりもちょっと大きめのCCDセンサー、絞り優先などのモードを搭載、RAWでの保存も可能というもの。GR DEGITALシリーズなんかもこのカテゴリーのコンデジでしたね。
で、この高級コンデジ路線でパナソニックは変な攻め方をしてきました。シリーズ最初のLX1に搭載されたセンサーは、アスペクト比が16:9。横長な写真を撮って下さいということなんでしょう(4:3や3:2でも撮れます)。ちょっと残念だったのは、背面液晶が4:3のアスペクト比だったことでしょうか。この攻め方にはパナ擁護派の私もちょっと疑問で、購入は見送り(価格も高かったし)。
このLUMIX LX1がどれだけ売れたか知りませんが、翌年の2006年8月には後継機種のLX2が発売。このLX2が私には刺さりました。
CCDセンサーは800万画素から1000万画素に変わりましたが、アスペクト比は16:9のまま。そして、アスペクト比を替えても画角が変わらないマルチアスペクトを搭載。
LX1でちょっと残念だった背面液晶のアスペクト比が16:9に変更。
この連休中にバッテリーを充電して撮影しましたが、再生ボタンが見当たらずに???状態。モードダイアルにあったのか。完全に忘れてました。
攻め方は「?」ですが、他のメーカーは真似しそうにない唯一無二のコンデジ。刺さります。こういうの好きです笑
久しぶりに撮影。
このコンデジを未だに持っているのは、LX3を含めてバッテリーがGRーD2で使えるから。要するに、GRーD2の予備バッテリー用の機種が今の私にとってのLX2とLX3。バッテリーだけ抜いて売ることもできませんしね。そんな立ち位置のデジカメですが、久しぶりに撮影すると当時のいろんなことを思い出して感慨深いものがあります。時々、使ってみようかな。