チームランチ
36歳の4月、新しい職場へ参加しました。
もともと人見知りでしたし、コミュニケーションが上手いわけではないので、新しい現場はよく緊張していましたけれど、この頃はSESや客先常駐でいろんな現場を移る経験もしており、それほどストレスには感じていませんでした。
5人ぐらいの開発チームにジョインし、チームリーダーがランチに誘ってくれました。チームの親睦を深めるために良いことでだと思いますし、雰囲気やカルチャーに馴染むためにもまっとうなアクションです。
最初の一週間、毎日チームランチをしました。
新しい現場は知らない場所の場合がほとんどです。食事するお店なんかも一人で冒険するよりも教えてもらうのは良いですね。ここは安い、ここは提供が遅い、量が多い、等、それ自体が話題にもなりますし、楽しいです。
次の一週間も、毎日チームランチです。
よく行くお店もネタが尽きてきますが、まあ、メニューバリエーションもありますし。メンバー同士の趣味の話なんかもまだあります。
1カ月経過、毎日チームランチです。
食事はまあ良いとして、話すことももう無いかな。週末何してたか、みたいなどうでも良い話をします。
2カ月経過、毎日チームランチです。
完全に抜けるタイミングを逃してしまっています。今日は一人でランチしたいと思ってもなんだか言い出しにくい。別に強制されているわけではないのですが。
ああ、自分の中で勝手にこんな言い訳で断るのはおかしいんじゃないか、とかグルグルしています。
なんなんでしょう、今考えると、こんなつまらないことでストレスになっていました。
まあそういうこともあり、今では仕事でのつながりは仕事のみにするように心がけています。寂しい気もしますが、所詮仕事上の付き合いです。
仕事上の馴れ合いって要るんでしょうか。
みんなで集まって休日にキャンプしよう、とか、スポーツしよう、みたいなのは完全に回避します。
まあ趣味が合うとかなら良いんでしょうけれども。
そもそも仕事のために集まったコミュニティであって、仕事を成功させるこ
とが目標です。変に馴れ合うのもちょっと違うにも思います。
みんなでランチは、ほどほどが良い。