見出し画像

【毎日日記】11月22日 冬の本

27時就寝、8時起床。
体調が一向に良くならない。
お茶を点てて一服。

10時ごろ、注文していた夏葉社さん刊行の「冬の本」が届く。
長らく品切れで入手困難のため、フリマアプリや古本屋で高値で販売されていたが、先日重版がかかり再び各書店への流通がはじまった。

装丁は和田誠さん

冬に読んだ本。冬になると思い出す本。まるで冬のような本。
「冬」と「1冊の本」をめぐる、新しいエッセイ集。
又吉直樹さんや町田康さんなど84名のプロフェッショナルの方々が「冬」と「本」について書き下ろしている。

ページをめくらなくても、見開き2ページで1つのタイトルが完結するので、どこから読んでもどの頁を開いても必ずどなたかのエッセイが読めるつくりになっていて読みやすい。

僕が1人でやっている移動式本屋「古本興業」で最も多くお客様が手に取ってくださっている点滅社さん刊行の「鬱の本」は、冬の本にインスパイアされて作った一冊とのこと。

憂鬱で本が読めない時、頁を開きさえすればどなたかの話が読めるというのは、安心材料として手元に置いておきたくなる。

もう冬がすぐそこまで来ている。
そろそろ毛布を引っ張り出してこなくては。
枕カバーを取り替えなくては。
新しく温かくなった枕元に冬の本を携えて、この冬を越そうと思う。



水道橋博士と司会を担当させていただいた
侍タイムスリッパー応援イベント
【サムライ記念日】
25日月曜日で配信が終了します。まだご覧になられていない方はぜひご視聴ください、是非です。是が非でもです。

いいなと思ったら応援しよう!