開店まであと32日
午前中に、担当させていただいている仕事の台本作成、企画立案を終え一息ついたところで、鞄の中から水道橋博士から預かっていた財布を発見。
財布を預かるなんてとても信用されてるみたいで、肌身離さず持ち歩いていたのが裏目に出た。
返し忘れていたことに気がついたけれど、昨日1日博士の財布の管理をさせていただいていたので、後で連絡しようと思い「枡野書店•古本興業」の作業に取り掛かる。
その後、博士から電話。
博士「俺の財布が無いんだけど…」
僕「あ、僕が持ってます。昨日そのままだったみたいでさっき見つけて」
博士「先に言えよ!!」
なんでも後回しにするのは良くないと反省しつつ、15時から「阿佐ヶ谷ロフト/A」さんで打ち合わせがあったので、それ終わりで財布を届ける約束をして電話を切る。
そして「阿佐ヶ谷ロフト/A」さんへ
枡野さんと交流が深い社長の加藤さんと、店長の斎藤さんに店内を案内していただく。
5月1日にお借りすることをお約束して、「阿佐ヶ谷ロフト/A」さんを後にする。
その後、これまた博士からお借りしていた自転車に跨り博士のご自宅へ。
しっかりと財布の中身を確認していただいた上でお返しをする。
夕食をご馳走してくださることになり、移動している最中に良さげな古本屋を発見。
店内が真っ暗だったのでやっているのか分からなかったけれど、恐る恐るドアを開け「やってますか?」と聞くとお店の奥から「開いてます」とおにぎりを頬張りながら70代くらいの男性店主が登場。
博士は一度来店したことがあるらしく、既に店主の方と打ち解けていらっしゃった。
「古本」についてのあれやこれやをお聞きして、お店を後に。(とても参考になりました、ありがとうございました)
再び博士に御飯と銭湯をご馳走になり、博士の自宅にて3度目の生配信出演。(博士ファンの方々、何度もお邪魔して申し訳ございません。そして、常に温かいコメントありがとうございます)
しかし、パソコンの調子が悪く急遽iPadで配信。
原田専門家さんがパソコンを治しに駆けつけてくださるもうまくいかず、僕を自宅まで送ってくださりがてらiPhoneで配信をすることに。
1時前に阿佐ヶ谷駅に到着。博士は近場のお店で原稿執筆をされるそうで、僕がよく行く「よるのひるね」さんを紹介。博士は20年ほど前に一度取材で来店されたことがあるそう。
お店に入り、いつもお世話になっている店主の門田さんにご挨拶すると、1時閉店とのこと。
諦めて店を出ようと踵を返すと、なんと、
「枡野」さんがいらっしゃった。
お店の外で立ち話。
御二方とも一歩も譲らないマシンガントークで銃弾を跳ね返すのに必死だった。
「よるのひるね」さんの店主のご厚意でお店の閉店時間を30分延長していただけることに。このタイミングで枡野さんは執筆のためご帰宅。
店主の門田さんと博士と3人で、古本にとり囲まれながら、レコードから流れる曲をBGMに一杯。
事実は小説より奇なりを体現したような1日だった。
本屋を始めることになってから、頁をめくるように、縁がめぐってくる。
そして、明日でついに開店まで31日(1ヶ月)
31という数字は枡野さんがとても大切にされている数字(短歌は31文字なので)
そのタイミングで僕も毎日noteの最後に短歌を掲載することにした。31日あれば、一首くらい枡野さんに評価されるような良い短歌ができるかもしれない。
空が明るくなりはじめたけれど、4時間後には仕事なので、今日はこのへんで「あさのよるね」