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【毎日日記】11月2日 溜まった作業整理。 家族来訪。家から5分の旅館に泊まる

7時起床。
低気圧からか、昨日の疲れが残っているのか珍しく二度寝してしまう。

11時、新宿で打ち合わせ。
端くれながらも放送作家として、11月末にYouTubeを開設される方の企画・コンサルに携わる。

15時、地元の友人が長野県で女子サッカーチームのトレーナーとして働いていて、今回遠征で東京に来るというのでその応援へ十条へ。
土砂降りの中、試合観戦。


18時半帰宅。
溜まっている事務作業や仕事の整理。
優先順位をつけるのが得意ではないので手当たり次第にこなしていく。
と、あっというまにこんな時間に。(23時)

明日は、9日後に迫った侍タイムスリッパー応援イベント【サムライ記念日】の進行作業と現場学習の予定。
チケット残り3枚です。
ぜひ会場でご覧ください。

遠方の方、スケジュールの都合が合わない方は配信もございます↓

※毎週日曜日に阿佐ヶ谷の銭湯「天徳泉」さんで行っている古本販売、明日はお休みします。
代わりと言ってはなんですが、先週の銭湯販売の様子を書き記します。

母親と弟が、僕の地元である宮古島から旅行で
上京。それに合わせて東京で働いている姉とも
合流。
久方ぶりの家族の時間。
宮古島へは成人式以来帰っておらず、親孝行らしい孝行もできていないので、奮発して家から5分の旅館を予約。
東京の登録有形文化財にもなっている荻窪の旅館「西郊」

このお宿にした決め手はスズキナオさん著
「家から5分の旅館に泊まる」を読んだから。
旅館に泊まるというと、遠くへ旅をした時や特別な時だけという固定観念に囚われていたことに
気づかされた。

旅先で出会う何かに心が癒されるとか、元気になるとか、そんな自分勝手なことを期待しているわけではなく、
知らない土地を歩くことで、そのあいだだけは、自分自身のことを考えずに済むのかもしれない。
ただ、見ているだけ、聞いているだけ、歩いているだけの存在になれるような気がするのだ。
そしてその行き先は何も遠い地に限らない。近所の旅館やビジネスホテルにも、知らない世界が広がっている。
(まえがきより)


上品でおしとやかな女将さんと、築100年近く経つというのに、当時とほぼ変わらないままで現存している建物の重厚感に、近いうちにまた泊まることを決意する。大満足だった。

小雨がぱらつく中、机と椅子、トランクの運搬を家族に手伝ってもらいながら天徳泉さんへ。

18時 天徳泉の番台さん、社長の奥さまにご挨拶を済ませ、古本興業開店。

今回は常連のお客さんばかりだった。
雨足が強くなってきたため、早めに店じまい。

焼肉屋でご飯を食べ、旅館に帰宅。

家族で思い出話や積もる話。
詳しくは明言しないが(いつか話す日が来るかもしれないけれど)僕は家庭環境が割と複雑で、
その事でシングルマザーである母親と何度もぶつかったし、恨んでいた時期もあった。

が、久しぶりにみる母親の姿は少し疲れているようにも子供を育て上げたことに満足しているようにも見えてどこか儚げだった。
(単に老けただけかもしれないが)

そんな母親の姿を見ていると、奥歯を噛み続けていないとすぐにこみあげてしまいそうだったし、やっぱりまだ気恥ずかしくて、結局2人であまり多く話すことはできなかった。

それでも、本音を伝えることはできたし聞くこともできて有意義な時間だった。

翌日、駅のホームまでお見送り。
駅の改札越しや、空港の手荷物検査越しに別れると、トラウマ的に泣いてしまうので、一切振り向くことなく逃げるようにその場を離れる。

歳を取るということは、見送っていく回数が増えることなんだと思う。
5歳の弟の「りょーがー、ばいばーい」という声を背中で聞きながら、家まで5分の道を歩いた。

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