【毎日日記】12月12日 素晴らしい‼︎日々!
毎週木曜22時から生配信のYouTubeラジオ
【水道橋博士のオールナイトイッポン】
番組内で博士と本を紹介し合うコーナーがあり、今週は僕の番。
アンジェリーナ1/3さん著「素晴らしい‼︎日々!」をご紹介。
ガールズバンド•Gacharic Spinのボーカル担当で僕と同じ22歳のアンジェリーナ1/3さん。
波瀾万丈な半生と夢物語のような強運でスターへの階段を、時につまずき、転げ落ちそうになりながらも一気に駆け上がっている時代の寵児。
子役時代を経て、高校在学中にバンドデビュー。その才能は音楽だけに留まらず、令和のラジオスターとして3本のラジオ番組のパーソナリティも務められており、大物相手にも物怖じしない「愛嬌」1/3の純情な感情で各界の大御所たちを次々と虜にしている。
そんなアンジェリーナ1/3さんの「今」を形作った過去が赤裸々に綴られている本書は、ヒキの強さの裏にある一通りの経験と挑戦、栄光と挫折が今に繋がっているのだと、同じ22歳として嫉妬するのもおこがましいほど感銘を受けた。
父親との別れ、母親との衝突、兄弟との絆など家族の話が書かれている章では、世間からの見られ方やイメージは一旦忘れ、等身大の1人の女性として向き合われていてまっすぐな文章だった。
今までも、そしてこれからも数多の苦悩やプレッシャーと闘いながらもスターダムをのし上がっていく覚悟が感じられる一冊。
年齢や過去のことなど共通する部分はいくつかあったが、僕はまだ、アンジェリーナ1/3さんの10/1の境地にも至っていない。
ガールズバンドGacharic Spinのマイクパフォーマーであり、3本のレギュラー番組を持つ「令和のラジオスター」としても活躍中のピンク髪の22歳、アンジェリーナ1/3(通称アンジー)、
初めての本。
東京の下町で、娘を溺愛する奥田民生さん似の父、スペインとフィリピンのハーフの母、ふたりの兄、父方の祖母という6人家族で暮らした愛と喧騒と歌と笑いに溢れた日々のこと、これまで深く語ってこなかった子役時代の話、高校の学園祭で弾き語りをしてバンドメンバーにスカウトされたエピソード、奥田民生さん(バンド界のお父さん)、神田伯山さん(ラジオ界のお兄ちゃん)たちとの出会い……。
驚くほどスピーディーで濃厚な22年間の歩みから、岡本太郎さんや横尾忠則さんなど敬愛するアーティストへの熱い思い、中1のときに亡くなった父のこと、母との確執と和解、不登校だった頃の話まで、ありのままの自分をさらけだして言葉を紡いだ、笑って泣ける自伝的エッセイ。
巻末には神田伯山さんとのあとがき対談を収録。
お父さんに抱かれている赤ちゃん時代、天使のような幼少期、子役を頑張っていた頃、制服姿の中学時代……ほか、初公開の秘蔵写真も多数掲載!
カバーのイラストレーションは、江口寿史さんが担当。