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雷雨決行 三又又三

三又又三さんの単独ライブ「雷雨決行」を見学。
三又さんに初めてお会いしたのはこの日。

「二股」温泉に「三又」さんと。

クロマニヨンズの「雷雨決行」の発売日は僕の誕生日。

銭湯の後寄った居酒屋で、「6月5日のライブ観にくる?」とおっしゃってくださり、見学させていただくことに。
初めてお会いした場所が「ジョナサン」であること、イベントのタイトルが「雷雨決行」であることにちなんで菓子折りは「バームクーヘン」にすることに。

「バームクーヘン」はいわずとしれたハイロウズの名盤


イベントの開場1時間前に新宿に到着し、事前に目星をつけていた菓子屋さんへと足を運ぶがあいにく品切れ中とのこと。
バームクーヘンは諦め、THEBLUEHEARTSのキューティーパイという曲にちなんで、お芋でできたキューティーなパイに。

会場に到着後、今回のライブに作家として携わっている原田専門家さんにご挨拶。

ジュニアさんからお花が届いていて勝手に緊張してしまう

会場の中は満席で、ライブ前から熱気に包まれていた。

タップ所属のピン芸人「フルマユコ」さんの前説によってさらに高まった会場のボルテージ。
まさに雷雨決行。
雷鳴を轟かせるようにオープニング映像が流れる。
原田さんが作成されたクロマニヨンズの「雷雨決行」の曲に合わせた映像の痺れる演出に感電。
映像終了後、暗闇の中から雷光を彷彿とさせる眩い光と共に三又さんが登場。

そこからハプニングやプチトラブルはありつつも、落ちの決まったトークで会場中の至る所へと
ドッカンドッカン落雷。

ライブに合わせて博士が赤裸々に綴られていた「藝人春秋」「藝人春秋2」「藝人春秋diary」の三又さん回を読み返していたが、ライブでは「調子悪っ」と思うことなく「良いよー!良いよー!」の連続だった。

哀しさや醜態を惜しげもなく晒し、笑いに変えるその姿勢に稲妻に打たれたかのように心震わせられる。
配信無しのライブだからこそできるここだけの話や、レジェンド芸能人との華麗な交流トークも飛び出し、笑いっぱなしであっという間の90分だった。電光石火の速さで終わってしまった。

漫談を終え、最後に深々とお辞儀をして舞台袖へのサンダーロードを歩いていく。
「他に道はないんだろ」と直接訴えかけられるよな濃縮されたひと時だった。

再度「フルマユコ」さんが登壇され、三又ダンスをリクエスト。
すると、「ねらいうち」の曲と共にパンツ一丁で三又さんふたたび。
御年57歳の身体を張った芸に青天の霹靂である。
アンコールで三又ダンスを踊るというくだりを「三」度繰り返し、完全に放心、いや放電状態の三又さん。

割れんばかりの拍手と共に、今度こそ雷雨決行
ライブ終了。

原田さんと、博士の付き人を一年されていたドルフィンソングの三木さんに連れ沿っていただき、楽屋へご挨拶に伺う。
手短にライブの感想をお伝えし、バッテリーがフル充電されたような満足感と共に会場を後に。

三又さん、改めてありがとうございました。
言いそびれたことがありますが、
合言葉は、    。

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