開店まであと7日
前日僕の家に泊まった映像作家の福井さんと共に8時起床。
起き抜けにレコードを聴きながらコーヒーを呑むという、村上春樹の小説に出てきそうな行為で目を覚ます。
福井さんと解散し、11時ごろ博士の家へ財布を届けに行く。
博士が、渾身のそばを振る舞ってくださった。
24時間生配信「寝つけず値付け」に備えて腹ごしらえ。
「藝人春秋」を2と3合わせて20冊仕入れさせていただき、帰宅。
生配信が19時からだったので14時ごろ床に着く、が、寝つけず。
結局一睡もできないまま枡野書店へ。
枡野さんが既に書店にいらっしゃったので、少し早めの18時半に配信開始。
枡野さんは用事があって18時50分には出ないといけないとのことで、畳み掛けるようなマシンガントークで約束通り18時50分に枡野書店を去っていった。
普段31文字という檻に囚われているせいか、文字数制限の無くなった枡野さんはもはやラッパー、MCマスノaka歌人さんと化している。
19時値付け開始。
30分ほどして、阿佐ヶ谷を盛り上げるため奮闘されていてイベント会社を経営されている「柴田」さんが応援に駆けつけてくださる。
阿佐ヶ谷がいかにいい街か2人で話し合う。
その後、柴田さんとほぼ入れ違いで落語家の「立川かしめ」さんが来訪。
どんなボケでも確実に拾ってくださり、こちらが値付けに集中すると間を持たせるために話し続けてくださったりと、間近でプロの技を感じる。
かしめさんと暫し歓談していると、絵本作家の「うちだかずひろ」さんが来訪。
うちださんとお会いするのは初めてだったのだけれど、とてもチャーミングな方でサイン本まで献本してくださった。
内田さんの天然ボケに、軽快に心地よいツッコミをかしめさんが入れいるのを聞きながら値付け。
かしめさんはこのあと別の配信があるとのことで1時間程度で帰宅。
と、これまた入れ違いで水道橋博士と海猫沢めろんが来訪。
内田さんは終電の時間が差し迫っていたため、ほどなく帰宅。
ここで、博士のYouTubeのメンバーシップ会員である「鮨フレーバー侍」さんから高額のスパチャをいただく。
博士とめろんさんとのトークについ夢中になり、値付けをする手が止まってしまう。
3人で好きな本の話について語り合っているところに、阿佐ヶ谷で喫茶「天文図鑑」を営まれている山城さんが来訪。
棚の移動を手伝ってくださったり、内装のアドバイスをご享受していただく。
そこへ、博士のYouTubeのメンバーシップ会員である「おびーるのみたろう」さんが来訪。
大量の差し入れを持ってきてくださる。
ここで山城さんはご帰宅。
めろんさんは極度の夜行性らしく、深夜1時前に昼食を取りに出かけられた。深夜1時が朝飯前、まだ半熟めろんなのだそう。
ほどなくして、原田専門家さんが来訪。
大量の差し入れを持ってきてくださって、暫し休憩。
そこへ、枡野さんが差し入れを持って来訪。
相当お疲れの様で、僕に差し入れを渡してすぐに帰られた。
博士と原田さんが配信を繋いでくださり、僕は値付けと片付けに集中。
3時ごろ、博士と原田さん、おびーるのみたろうさんが帰宅。
ここからは1人で寝つけず値付け。
いただいた差し入れのおかげで元気を取り戻し、一旦作業の手を止めて辺りを見回すと既に空が明るかった。
京都でお世話になったSETYさんから、「配信つけっぱなしにして寝るから視聴者が0名になることはないよ」と言われて感激。
常に10名程度の方が配信を観てくださっていて、1人じゃないんだと気合が入る。
寝つけず値付け前半戦終了。後半へ続く。