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書くことが「want to」から「have to」に。書けなくなった私がまた書けるようになるまでの話

私はもともと文章を書くことが好きだった。小学生1年生の時から成人するまで毎日日記をつけていたし、大学では文学部に進学したほどだ。

就職してからは広報PR担当になり毎週のようにリリース作成をしていた。自分の文章が世に出てたくさんの人が読んでくれることが楽しかった。

広報PR担当は楽しかったが、昨年異動し事務担当になった。好きな「書く」ことから離れてしまった。しばらくしてキャリアスクールのライターコースを受け始めた。何か書いて発信したいという思いが強かったからだ。

それからはクラウドワークスやランサーズでライティング案件に応募し記事作成をしたりnoteやツイッターを始めて毎日のようにライティングをしていた。ライティング技術を習得すること、多くの人からライティングの知識を得ることがとても楽しかった。

そんな順風満帆な「書ける」日々だったが、キャリアスクールを卒業してから思うように記事案件の提案が通らなくなった。「じゃあ自分で好きに書けるnoteを書こう」と思っても、できあがった記事を読み返すと「なにこれ??」となってしまう。

それからだんだん書くことができなくなって、ついにまったく書かなくなってしまった。

全く書けなくなってから数ヶ月。
ふと、「今書けなくてツラい状況を書いてみよう」と思いつき、今こうして書いている。

実際、こうやって記事を投稿しているということは書けなくなった日々から一歩踏み出せたようで一安心している。

振り返ってみると「書かなきゃいけない」という思いが強くなっていた。キャリアスクールの卒業と初めてライティング案件でお金をいただき「私はライターになったんだ」と勝手にプレッシャーに感じていた。自分で自分の首を絞めていた。書きたいという「want to」ではなく「have to」になっていた。「have to」では書けない。

私は「私と同じように書けない状況にいる人と書けないツラさを共有したい」と思って書いてみたら書けた。「書きたい」=「伝えたい」なのだ。その事を忘れていた。

もしかしたら、今、書けなくて悩んでいるそこのあなたも、今の書けない状況を書いてみたら、意外と書けるかもしれない。





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