この時期の地中熱

改修後のハトヤマハウスでは暖房に地中熱ヒートポンプを使用しております。
地中熱は地球上のどこでも得られる最も身近な再生可能エネルギー。地中温度(地温)は年間を通じて一定で、夏は気温より低く、冬は気温より高いという特徴があります。
詳しくはこちらhttps://www.env.go.jp/water/jiban/post_117.html#


うちでは縦に深く掘ってではなく、広い土地を利用して広く浅く掘って、その分、採熱管を長く埋設して地中の熱をもらっています。なんとその長さ720m。

深さ2m 巾1m 長さ10m ×4列


夏の間は冷房として使用し、温められた熱を地中に排熱しているので、今が一番地中温度が高い時期。

で、今の状況はというと水温が3度で出て行ったものが温められて5度で戻ってきてくれてます。たかだか深さ2m程度の地中を巡っているだけなのに、2度も温度も上げてくれる。

1次側往き温度
1次側戻り温度


すでに地表では最高気温がマイナスにも拘わらず。

12月15日の早朝 -12℃

この地中熱も熱源は太陽エネルギーです。
このうちは電気も暖房も太陽からのエネルギーで動いてます。

このエネルギーをもっと有効利用しないと気候変動は止められません。
トランプは化石燃料をもっと掘って掘って掘りまくれ、と言っていますが、私も同じ。
もっともっと掘りまくればいい。
ただし、地中の熱を利用するために、です

ちょうどこの雪の下に採熱管が埋まっております

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