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自分がやっている作業は「何」なのか

「なければ作ればいいんじゃない」
そんな合言葉を持った創作心満載の皆様、こんにちは。ひもろぎです。

商売を継続させるためには、まずは自分の商売の仕組みがどんな構成で成り立っているかを知ることが大事。私は自営業を始めた当初、なーんもわかっていませんでした(笑)、はい。

売るもの、商品によっていろいろ形態はありますが、
製造業の流れは、
「(材料を)仕入れて」→「作って(加工して)」→「売る(販売する)」
だと思います。


ひとりメーカーとしての商売を大まかに言うと、
・仕入れ
・製造
・営業(広報)
・販売
・経理、事務作業
・経営

こんな感じ。
「え?こんなにやらなくちゃいけないの?」だったり、「これじゃ足りなくない?」だったり、いろんな感想がでると思うけど、私はこれでやっていました。ま、おおまかにこんな感じかなと思います。
異論は認める(笑)

ひとりで起業するということは、とりあえずこれらを全部やらなくちゃいけない。うぎゃ!

ひとりメーカーの小商いの人は、製造の部分、創る(作る)ことは超得意なはず。「なければ作ればいいんじゃない」が合言葉だから(笑)
でも、商売として成り立たせるためには、「創り出す」だけじゃなくて、売って対価を得て、次のモノの経費を捻出する。そしてまた作る。そのサイクルで商売は成り立っているから。

そこがね、なかなか自覚できない。←えぇ、自分がそうでした(どーーん!)


そして、さらに超大事なことは、
これはやってみるとわかるけど、人それぞれ得意な分野とそうでない分野があるので、やろうとしても必ず「できるできないのデコボコ」がでます。

そのデコボコ(得意不得意)を自覚すること。

自覚したら、反省は横に置いといて、それはそれでしょうがないと思うこと。いい意味でのあきらめが必要。←超大事。はい、ここテストに出ます。

よっぽどのマルチタスクの超有能な人でなければ、全部をハイクオリティにできるっていう風にはならないし、ましてやこれを読んでいる「おたく気質」「職人気質」の人は、そのデコボコたるや激しいものだと思います(笑)。
ま、そこが魅力でもあるんだけど。

できるところは意識しないでできるから、実はとーーーてもすごいことをやっているのに、本人はまったく自覚なし(笑)
そしてできないところはどうしても目につくから、できない自分を激しく責める。
これ多分、ほとんどの人が無意識でやっていると思います。

これね、今の学校教育がそういう方向だから、みんなできないことを一生懸命やろうとしちゃうんだよね。そしてダメダメが日々強化される(泣)
私もそうだけど、この刷り込みはほんとにきついわ(怒)

できないことを必死でやろうとしてへこんだり、そのせいであきらめたり、神経をすり減らして時間を使うくらいなら(←これは悲しい努力だと思う)、それを得意な人に任せましょう。

必ずいます。あなたの苦手なことが得意な人は。
そして努力すべきは、あなたのすごいところ素晴らしい部分、尖がった部分を伸ばすんです。

実際、私の見てきた経営者で大きく羽ばたいた人は、自分の天才性や起業家マインドを大切にして、そこを補うために経営スキルのある人を招いて、ナンバーツーとして相談していました。
たしかHONDAの本田宗一郎さんもそうだったと、なにかで読んだことがあります。


まぁ、そこまで大きな話にしなくても、
とにかく、人には得意不得意があって、不得意な部分を底上げしようとしていると、自己肯定感は削がれるし、時間がいくらあっても足りないよというお話し。

そして、自分の能力を補う信頼できる仲間を見つけるというのがちょっと大変と思うのなら、今の時代ありがたいことは、だいたいのことは外注に出せます。アウトソーシング。
そこに必要なスキルは、一人で悩まず、いろんな人の意見を聞くこと。

補足だけど、
●これを読んでいる若い人へ
いろんなことにチャレンジするのは良いことです。やってみて合わないなと思ったらやめて次に繋げればいいことだし、いろんなことを経験するのは、ほんと大事だと思ってる。すべての経験は宝物だから。
案外、自分が向いていると思っていることと、できることややれることって結構乖離があるのよね。だから、「自分はこういう人間!」って固定観念で、やってみることをはなっからあきらめるのは、自分を知るということから遠ざかること。ぜひいろんなことをやってみてください。

●割と年齢が進んでいて寿命と追いかけっこしてる人へ ←やだ、私のことだわ(笑)
ある程度苦手なことはわかっていると思うので、そこはちゃっちゃとあきらめて外注に出す。そのためには、
・まずは、人に任せるために何を外注できるのかの情報収集
・どうやって任せるのかとか、何が自分のやり方に合うのかなどの分析

そちらに時間を割くべきだわね。
今は自分が活躍していた時代と確実に違うから、なんでもアウトソーシングできちゃう。時代はほんとに進んでいるのよ。


話があっちこっちにいっちゃうけど(笑)、要するに、今自分がやっている作業は、
0経営(管理分析)
①仕入れ
②製造
③営業(広報)
④販売
⑤経理、事務作業

この中の何なのかを自覚することです。
これらの時間配分を意識する。
最初のうちはどれかが突出しないように、どれかがへこみすぎないようにする。そのうち、必要な時間配分はわかってくるし変わるから。
まず最初は、自分がやっている作業は「何」なのかを意識するところから。


私がやっていたのは、紙のノートを活用してました。
まずは1冊何でも書き込むノートを作っておいて(必ず年月日を入れて作業日記みたいにする)、そこに作業の内容や打ち合わせ内容とかメモとか電話の内容とかを全部書き込んでました。
そして仕入れ、製造なども1冊ずつ作ります。

何でも書き込む作業日誌から、必要なことを各ノートに書き写す。
そうすると、忘れちゃいけないこととか、頭の中の整理にもなるし。
イヤ、書かないとね、忘れるのよ(笑) 書き留めておくことは大事よ。のちのち必要になることもあるから、作業日誌はおすすめです。


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ものづくりで商売を起ち上げたい、もしくは起ち上げたオタク気質や職人気質満載の私やあなたのために、「ひとりメーカーの小商い」をお送りします。

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