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【拡散無料】サバイブギプス採用「Nのゾロアークex」デッキ解説🦊

割引あり

皆さん、こんにちは。
どりゅーず(@furu_zeni)と申します。

1/24からの新レギュレーション環境に伴い、最新弾「バトルパートナーズ」に収録されている「Nのゾロアークex」デッキがちらほらと結果を残し始めてきましたね。

実は私も新弾発売前から「Nのゾロアークex」デッキを研究しており、1/25に開催のシティリーグへ持ち込む予定でおりました。
しかし、1/24のシティリーグの結果を踏まえ、前日に使用デッキの変更をすることになったため、煮詰めていたデッキリストがお蔵入りとなってしまいました。
なので今回は、アウトプットも兼ねて使用を予定していた「Nのゾロアークex」デッキの解説記事を執筆するに至りました。

「Nのゾロアークex」デッキの採用パーツ、コンセプトの流行は常に変わることと、私自身が結果を残せた訳ではないので、本noteは【拡散無料】で読むことができます。
※以降、「Nのポケモン」の「N」は省略して記載します。


⚫︎自己紹介

ポケモンカードを始めたのは、「白熱のアルカナ」からで、競技として「結果」を目指して取り組むようになったのは「トリプレットビート」あたりです。
普段はチーム「un:take」のメンバーとして、池袋・金町などを活動範囲として日々ポケモンカードを楽しんでおります。

■主な成績(公式戦)
【2023】
・シティリーグS3:best8(使用:ミライドン)
【2024】
・シティリーグS2:優勝(使用:パオジアン)
・CL福岡:5-3(使用:パオジアン)
【2025】
・CL大阪:DAY2進出(使用:ブリジュラス)

■チーム「un:take」
・kaede(@tikuwaV3
・マサムネ(@pokemon_volt
みぽ(@pk_mipopo
・かるは(@karuha_pokemon
・どりゅーず(@furu_zeni
・shota(@maiku0109
・ハーパー(@HarprTCG
・じゃすみん(@jasmine_SW_
・くろくま(@0kurokuma325
・はなお(@iL_iLLLd
・はるか(@haruka_pokeca
・さとう(@sw011999
・ああある(@rrrroxrts

チームメンバーの殆どが、CLDAY2進出の経験があり、TOP8も2名在籍。
マサムネ、みぽ、ハーパーはWCS2024の日本代表選手でもあります。

ちょっと宣伝タイム!

▼シーシャバー「re:b」
チームリーダーのkaedeがオーナー、シーシャバー「re:b」が池袋で営業中です!ポケモンカードのみの利用もできる他、CLのパブリックビューイングも開催予定とのことです!強者の集まる穴場スポットなので、ぜひ行ってみてください!

・お店の公式X:@re_b_ShishaBar_
・kaede(オーナー):@tikuwaV3

オーナー自ら練習相手になってくれることも

▼マサムネ式⚡️ポケカレッジ
チームのエースであり、WCS2024でTOP32の成績を収めたマサムネのYouTubeチャンネルです!ポケモンカードで世界を目指すためのコーチングを行うチャンネルで、マサムネのプレイ中の思考を知れる良いチャンネルです。ぜひご視聴ください!

マサムネ式ポケカレッジ

・YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@masamune.pokecollege
・マサムネ:@Pokemon_volt

⚫︎デッキリスト

サバイブギプス採用|Nのゾロアークexデッキ

「ゾロアークex」デッキについて

まず、「ゾロアークex」デッキの評価すべき点から。

・「ゾロアークex」自身がアタッカーとなりながらも、特性「とりひき」でシステムにもなりうる。
・「ゾロアークex」の技バリエーションが豊富。(ベンチ狙撃、カウンター等)
・エネ加速が容易である、かつ小エネで技が打てる。
・「ACE SPEC」の候補対象が多い。

次に、頭を悩ませる点が、「火力不足」です。
そのため基本的はサイドプランとしては、相手のexポケモンを2回の攻撃で倒す、「ヒヒダルマ」の技コピーでHPの低い非エクポケモンを倒してサイドを複数枚取りする、非エクポケモンを挟みながら相手の攻撃回数を増やし、こちらがその攻撃回数を下回る攻撃回数でサイドを取り切るなどのプランを通らなければいけません。
これらのサイドプランを通る方法としては、以下が考えられます。

・「リバーサルエネルギー」を採用して、非エクポケモンを押し付ける
・「ゾロアークex」が耐えるターンを作ってカウンターを仕掛ける
・「ゾロアークex」自身の技のダメージを上げて、一撃で倒せるようにする

色々な方法が存在する中で、どのような方法を取り、どのような形で再現していくのかを考えることが、「ゾロアークex」デッキを組む上での「コンセプト」に繋がるものだと思っています。(※「ACE SPEC」の差異にも繋がりますね。」)

本デッキのコンセプト

それらを踏まえて今回私が選んだのは、
『「ゾロアークex」が耐えるターンを作り、カウンターを仕掛ける』です。

想定環境に高火力or弱点で「ゾロアークex」を1撃で倒すポケモンが多いと予想し、それらのデッキと戦うために、「ゾロアークex」が確定で耐え、相手のサイド進行を止めれるプランを組み込みたいと考えました。
幸いにも、「レシラム」が持つ「パワーレイジ」は、受けたダメージの2倍分のダメージが出る技となっており、耐えれることで高火力が出せるという弱みを補える点にも魅力を感じました。

そこでこのコンセプトを叶えるために採用したのが、「サバイブギプス」になります。

【基本的なサイド取得方法】
・「イノセントフレイム」の2回攻撃でexポケモンを倒す
・「サバイブギプス」で攻撃を耐え、「パワーレイジ」で高HPポケモンを倒す
・「ひだるまキャノン」で非エクポケモンを2面取りする
・「モモワロウex」の「イライラバースト」で種exを倒す。
というのが、主なサイド取得の方法になります。
「サバイブギプス」があることで、環境に多い「タケルライコex」にも十分勝ち切れるデッキになっています。

【理想盤面】
初手の理想盤面は、「ゾロア3体/シャリタツ/ダルマッカ/レシラム」です。
置けるポケモンの数によっては、「ダルマッカ」と「レシラム」の優先順位は対面に応じて決めても良いと思います。

一方で、「シャリタツ」の役割は大きく、最優先で置いておきたいです。(手札次第では、「ゾロア」の2体目より「シャリタツ」を選ぶ。)
毎ターンの前出しをシャリタツにしながら、サポートをサーチ→ベンチの「Nのポケモン」にエネをつけ、「緊急ボード」で「Nのポケモン」にスイッチする動きが理想です。

また、手札に「ゾロアークex」があり、ウキウキで進化したい場面でも、対面(タケルライコ等)によっては、相手の取得できるサイド枚数をコントロールするために2体以上「ゾロアークex」に乗らない選択をすることがあります。これは「サバイブギプス」を採用しているからできるプランだと思います。(「サバイブギプス」付きの「ゾロアークex」がバトル場にいて、ベンチを非エクにしておくと、相手はサイドを2枚以上取ることができない。)

【サブアタッカー】
本デッキに採用されている「モモワロウex」は入れ替えシステム用に採用している訳ではなく、「アタッカー」としての採用になります。
本デッキは基本的に「ゾロアークex」と「ヒヒダルマ」が序盤〜中盤のアタッカーとなりますが、ラストのサイド2枚を取り切るパワーが乏しい状況にあります。
そのため、今回はラスト2枚を取り切るアタッカーとして、「モモワロウex」を採用しました。
「モモワロウex」の技「イライラバースト」は、取られたサイド枚数に応じて高火力の出る技となっており、相手残りサイド2の場合は、240ダメージで相手の種exポケモンを1撃で倒すことができたり、相手残りサイド1の場合は、300ダメージで進化exポケモンを倒せる範囲にもなります。
本デッキには、「エネルギーつけかえ」を採用しているため「イライラバースト」を即起動することができます。
なので、HPの低い「モモワロウex」は基本的に終盤までベンチに出さず、最後に「エネルギーつけかえ」とセットで奇襲をかけます。

⚫︎採用カードの解説

【ポケモン】

・ゾロアークex / ゾロア(4枚-4枚)
初手で手札に持っておきたいカードでもあるのでMAX採用。
「ゾロアークex」を確定で持ってくるカードが「ハイパーボール」となっており、手札のコストも豊富ではないので現物が引ける可能性を高めたいです。またゾロアorゾロアークは盤面に3面立てておきたいため4枚ずつの採用です。

・ヒヒダルマ / ダルマッカ(2枚-2枚)
盤面に1面出せれば良いので、サイド落ちを考慮して各2枚採用。
対面状況によっては、ダルマを2面立てるパターンもあります。

・レシラム(2枚)
盤面に1面出せれば良いので、サイド落ちを考慮して2枚採用。

・シャリタツ(1枚)
サイド落ちを考慮して2枚欲しい所ですが、枠の都合で1枚採用です。
このデッキを回す上で欠かせない1枚となっています。

・モモワロウex(1枚)
本デッキのサブアタッカーになります。
入れ替え要員+「くさりもち」による打点アップのシステムに使用されることも多いと思いますが、本デッキでは、「イライラバースト」を使用するアタッカーとして採用をしました。

【グッズ】

・なかよしポフィン(4枚)
初動で「ゾロア」と「シャリタツ」を展開したいためMAX採用です。
中盤以降は、「とりひき」のコストにしがちです。

・ネストボール(3枚)
初動では、「レシラム」「ダルマッカ」。終盤では「モモワロウex」持ってくるために使用します。初動の安定感を担保するには、4枚欲しいですが、「レシラム」や「ダルマッカ」は1ターン目から盤面に置けなくても良い場合もあるのと、サポートを経由してサーチができるため3枚という採用枚数となりました。

・ハイパーボール(2枚)
主に「ゾロアークex」や「ヒヒダルマ」を持ってくるために使用します。
とはいえ、手札コストが豊富ではないので最低限の採用枚数として、実際には進化ラインの現物をサポートや「とりひき」を経由して引き込むことが多いです。
また、「Nのポイントアップ」を使用するための「基本悪エネルギーのトラッシュ」を行う手段としても重要な役割があります。

・Nのポイントアップ(4枚)
本デッキの重要なエネルギー加速手段。マストで4枚。

・大地の器(2枚)
毎ターンの手張りや、後攻1ターン目での「エヴォリューション」を宣言するためにエネルギーは手札に持っておきたいです。
毎試合1〜2枚は使用しますが、3枚は使用しないので、2枚採用になりました。

・夜のタンカ(1枚)
倒された「ポケモン」の最速復帰を行うために1枚採用しました。
特に「レシラム」は攻撃のためにベンチへ出さないといけないので、釣竿を経由してボールから出すという手間を省略したい意図もあります。
また、初動で「ゾロアークex」をコストとしてトラッシュに置いておき、2ターン目以降で「夜のタンカ」で手札に加えるというプレイもあります。(「ハイパーボール」で持ってくるコスト消費の削減)

・すごいつりざお(1枚)
元々は、この枠を「夜のタンカ」の2枚目にしていました。
しかし、ポケモンを山札に戻す他、終盤の手張り用の「基本悪エネルギー」の山札に戻したい場面があったので1枚採用しました。
また、「ゾロアークex」というデッキの特性上、「レシラム」「ヒヒダルマ」といった技のコピー元が狙われると攻撃ができなくなってしまうので、リソースの回復量の多い「すごいつりざお」が1枚あると安心です。

・カウンターキャッチャー(2枚)
カウンターを狙いにいくコンセプトのため、相手バトル場ポケモンを飛び越えてHPの低い相手ベンチポケモンを呼び出したいです。

例)
サイドを1枚取られた返しで、
・相手の「イキリンコex」を「イノセントフレイム」で倒す。
・相手のHP90以下ポケモンを呼び出し「ひだるまキャノン」で2面取りをする。

当初は1枚採用となっていましたが、中盤〜終盤にかけてはサポートを使用して「手札干渉をする」、「自分の山を掘り進める」といった形で、呼び出し以外にサポートを使用したいことが多かったので2枚採用としました。(「アンフェアスタンプ」や「プライムキャッチャー」の採用があれば、1枚でも良いかもしれません。)

・ポケモンいれかえ(1枚)
「Nの城」の3枚目の枠でありましたが、「ペパー」から確定サーチできる点を評価して1枚採用しました。
初動で「にげる」を使用せずに「シャリタツ」を前に出したり、「ひだるまキャノン」を使用した「ゾロアークex」を一度ベンチに戻すなど、使用範囲は割と広いです。
終盤においては、「とりひき」を使って山を掘り進めた後に、バトル場の「ゾロアークex」とベンチの「シャリタツ」をいれかえ、「ボスの指令」や「ナンジャモ」を探しにいくというプレイも強いです。

・エネルギーつけかえ(1枚)
珍しい採用かもしれませんが、個人的にはかなり評価が高い1枚です。

例①)
「ひだるまキャノン」を使用した「ゾロアークex」が倒されずにバトル場に残った際に、手張り+ベンチポケモンのエネルギーを付け替えることで、バトル場に残ったまま再び「ゾロアークex」が技宣言を行うことができる。
→「ひだるまキャノン」でサイド2枚を取得したのち、「ゾロアークex」が「サバイブギプス」をつけて残りHP10でバトル場に残った場合、「パワーレイジ」540ダメージで相手のexポケモンを1撃で倒し、さらにサイドを進めることができる。

例②)
「モモワロウex」の「イライラバースト」を即起動することができる。
→「モモワロウex」

【ポケモンのどうぐ】

・エヴォリューション(1枚)
2枚あると安心ですが、必ず後攻1ターン目、先行2ターン目で「エヴォリューション」を宣言しなくてもよいと判断したことに加えて、枠の都合で1枚採用になりました。

・緊急ボード(1枚)
「Nのポイントアップ」がベンチへのエネルギー加速ということで、エネルギーを消費せずに「にげる」プランを取るために1枚採用しました。
基本的に、「シャリタツ」につけることになりますが、「ゾロア」につけることもしばしば。

・サバイブギプス(1枚)
本デッキの「ACE SPEC」です。
「ゾロアークex」が1ターン耐えることで、相手のサイド進行を鈍らせながら、カウンターを狙っていきます。
また、ミラーなどでは「ダルマッカ」につけることで、次のターンの「ひだるまキャノン」の打てる可能性を担保することもあります。

【サポート】

・ナンジャモ(4枚)
序盤から終盤まできっちり使用するカード。
序盤は、手札のリフレッシュでポケモンや次のターンのサポートを引き込む他、終盤に関しては相手の手札に干渉しながら、こちらは「とりひき」で手札を増やしていける点が良いですね。

・ペパー(3枚)
「グッズ」と「ポケモンのどうぐ」を確定で持って来れるので、毎ターンのやりたいことを叶えてくれる良いカード。
とはいえ、終盤には使用しなくなるカードだったので、4枚→3枚にしました。

・博士の研究(2枚)
「とりひき」がある一方で、意外にも中盤の手札枚数が少ないことが多く、一気に手札を増やしながら山札を掘り進める「博士の研究」はとても使い勝手が良かったです。
個人的には、「シアノ」よりも評価が高いです。
1ゲームのうち、1回は「博士の研究」を打てると、終盤の山札がかなり少なくなり、「とりひき」や「きゃくよせ」で好きなカードを引ける状態を作ることができます。(「ともだちてちょう」があると、なおいいですね。)

・ボスの司令(2枚)
「カウンターキャッチャー」を2枚採用していますが、能動的に相手の裏を呼べる札として採用しています。
特に「モモワロウex」の「イライラバースト」でサイドを取り切る際に使用するケースが多く、サイド落ちや序盤で使用orトラッシュに行ってしまったことを考慮して、2枚採用となっています。

【スタジアム】

・Nの城(2枚)
3枚入れても良いかなと思いましたが、1枠は「ポケモンいれかえ」に譲りました。本デッキととても相性の良いカードです。
相手の「ジャミングタワー」や「ゼロの大空洞」を剥がす場面にも使用します。

【エネルギー】

・基本悪エネルギー(7枚)
この枚数は好みと枠の都合が出るかもしれません。「大地の器」を2枚採用していることから、初手の手札で7~8割はエネルギーを持てる計算になります。

⚫︎採用候補カードの解説

ここからは拡散してくださった方・ご購入してくださった方のみとなります!
以降は、「ゾロアークex」の可能性を広げる採用候補カードをご紹介させていただきます。(「モモワロウex」に変わるサブアタッカーの候補など)

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