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ムーカンチャイってなに?

 こんにちは!ベトナムに来て、3週間が経ちました。皆さんはこの1週間何をして過ごしていましたか?私はムーカンチャイという少数民族が暮らす郡に行っておりました!今週も振り返りをして参ります^^


1日目(授業)📚

キャンパスの迫力がすごいです

 今日はデジタルマーケティングの授業を受講しました。ベトナムの商習慣はとてもユニークで面白いです。ベトナムではEC以外にも、TikTokやFacebookといったSNSを用いて、多くの消費者は買い物をします。SNSユーザー数は7,270万人(全人口の73.3%)に相当します。(日本は、9,600万人がSNSを利用、人口の78.1%相当)又、ベトナムでも1人が複数のデバイスを所持しており、いかにSNS広告等のデジタルマーケティングが重要かがわかりました。とても興味が湧きました。
 ➡そして、ビジネスチャンスがありそうだなと思いました。

ブンボーーBún BÒ HUẾ

 その後は近くでブンボ―を食べて、一日中図書館で仕事をしていました。

2日目(南部料理を食べに)🥘

コムタム、フーティウー Khâm Thiên

 今日は1週間に一度の私のベトナム語コーチ(ただベトナム語を教えてもらっているだけ(笑))との昼食会。今日はアフター台風の影響で、とても大雨でした。しかし、南部料理を目指して、いざ出陣!今日は、コムタムとフーティウを食べました。味は日本でいう関西や九州のような味付けで、甘目な味付けでした。南部は暑いため、気候に適したココナッツや砂糖をたくさん使っているようですね。そして、学んだ言葉は、「chị ơi,cho em cái này và cái này」(Excuse me,please give me this one and this one)

家庭の味

 これで私は一人でお店で注文ができるようになりました(笑)今日は雨が強かったので、日中は家で勉強や仕事をしました。夜はホストマザーがご飯を作ってくれました。(Cảm ơn mam)その後は留学生たちに会いに行ってました。まだまだ英語は完璧ではないですが、挑戦の意を込めて飛び込んできました。(笑)

留学生たち

 ➡異国の地だからこそ、なお挑戦を大切にしたいなと思います。日本人のプレゼンスを高めるために私はどこまでも立ち向かいます(笑)

3日目(旧市街地散策)🚶‍➡️

久しぶりに快晴
ハノイ大聖堂
台風アフター被害
ベトナムコーヒー
トレインカフェ

 今日はセミナーが無かったので、早朝ミーティングの後、天気が良かったので、ホアンキエイム湖辺りを散策して一人で、トレインカフェに行ってみました。道を間違えたこともありホアンキエイムやディエンビエンの辺りをひたすら歩きました。(1~2時間歩きました)
 台風明け、初めて旧市街地に来ましたが、とても道路の損傷が激しく完全な復旧にはとても時間がかかりそうでした。日本では道路が損傷しているとすぐに通行止め&道路の復旧工事が始まりますが、ベトナムでは損傷が激しい一方、通行止めは最小限で、皆普通に間をスイスイと通っていきます。
 ➡完全な復旧はしないと思いますが、どこまでこの道路を元に戻すのかは気になりました。これによって、渋滞がひどいベトナムにおける交通インフラの重要性がわかるのでないかなと思ったので

4日目(留学生たちとbarへ)🍻

日本語の寄せ書きがなかったので、日本語を刻んできました
フランスの友
酒強い、、

 今日も図書館に行って、勉強や仕事をし、その後はフランス人の親友と共にご飯へ来ました。私の目標は年内で日常会話程度のベトナム語を習得することです。そのため、よく図書館に行きます(笑)まさかの他の留学生たちと合流することになり、そのままバーへ行きました(笑)
 彼らはアルコールが強いので、とても酒を呑みます。私も負けじと同じようにお酒を呑みましたが、結局深夜の3時まで飲み明かしました。次はbarではなく、誰かの家で夢や問題意識を語り合いながらお酒を呑み明かすことが私の目標です(笑)
 ➡学識の高いベトナム人や欧米人を見つけて、世界から見た日本のプレゼンスを聞いてみたいです。日本にいると、どうしても鳥の目で日本を見ることが難しいので、世界から見た日本という視点を実感してみたいです。

5日目(異文化の相互理解の重要性)🤝

らーめんと言えば、うまかっちゃん
ベトナム仕様の具材たち
日本文化の普及
ngon(美味しいらしい)

 今日は、以前にご縁で出会ったファミリーの息子たち(詳しくは下記、URL)とプールへ行き、その後、日本文化を少し普及してきました。

☝ 詳しくはこちら

 

溺れかけました

彼はわざわざ40分もかけて、私のいるハイバーチュン地区まで来てくれました。その後、40分かけて、市民プール施設のような場所へ行き、みんなで泳ぎました。彼は親切なことにも水着からドリンク代等、すべて出してくれました。ベトナムは得を積む文化があるので、次回、私が何かをお返しします。その後、日本のラーメン「うまかっちゃん」を彼らと一緒に作りつつ、日本の曲を流して、日本語を教えました。ちなみに具材はベトナム仕様でした(笑)
 日本のテイストと合うかは不安でしたが、彼らはとても美味しいと言いつつ、勢いよく食べていたので安心しました。(笑)
 ➡ベトナムに来て、ただ自分がベトナムについて学ぶだけでなく、互いの文化を理解し合いながら文化を教え合うことって、非常に大切なことだなと非常に実感しました。これは単なるきっかけに過ぎないですが、彼らがもしこれを機に日本に興味・関心を持ち、日本へ旅行に来たり日本に働きに来たりすることに繋がると思うと、とても嬉しいことだなと思いました。これからも日本文化の普及という観点も視野に他国の人達との交流を大切にしようと思います。

6日目(いざムーカンチャイへ)🍀

ファミリーたち

 今日から来週にかけて、少数民族(モン族)が大半を占めるムーカンチャイへフィールドワークをしに行きました。(詳しくは、下記のNoteへ)

☝ 詳しくはこちら

 

早朝ビール

朝からゼミの先生やゼミの後輩たちと腹ごしらえへ。西成仕様で朝からお酒でスタートしました。朝からのお酒は酔い(良い)休日のスタートでした。

8時間の長旅


 8時間のバスの移動中、私は先生に教わった車窓学を実践していました。ただ車に乗りながら、視覚的に入ってくる情報を頼りに、都市部と地方部の違いや経済発展と経済格差について深く考えました。資本主義経済において、貧富の格差が生まれるのは当然ですが、その格差の中でも、いかに低所得者層の生活の底上げをビジネスを軸に高めていけるのかが鍵になると思います。お金を生み出し富の再分配が実現できるのは大部分を占めるビジネスからの資金でしかできないと思うからです。
 ➡そのためには付加価値の高いサービスや商品の価値提供が非常に大切なわけですが、これがまた難しいですね。いわゆる差別化です(笑)

完全な手作業


 やっとのこさで、ムーカンチャイに着きましたが、ホテルまでは細い山奥のため、バイクに乗り換えて山を登りました。
 私がムーカンチャイに来て、考えさせられたことは持続可能な伝統文化の保護の在り方と刷新についてです。伝統文化の保護は行政からのバックアップが大事になってくると思いますが、それだけでは長くは持たないというのが現状だと思います。いかに観光資源としての価値を伝統文化で高めていけるのかそれに伴い柔軟な発想を基に新たな技術をそこに取り入れられるのかが重要だなと思います。又、彼らの農業作業や手編み作業を見ていて、思うことがありました。それは、正しい技術提供とは何なのかということです。     正直、技術提供をすれば、簡単に業務の効率化と産業の高度化が図れるかもしれません。しかし、効率化による文化の衰退、農業が中心の大陸部での新たな雇用の創出は難しいなと思いました。
 ➡そこで、企業の工場進出はとても大きな意味を持つと思います。それを実現するためには交通や輸送といったインフラの拡充の重要性が何よりも大切なのではないかなと思いました。

7日目(本日は少数民族体験)🧶


命がけの下山


 朝起きると、バイクの兼ね合いで前半組と後半組に分かれて下山することになりました。前半組でまさかの軽傷者が出てしまいました。大雨、霧の影響でスリップしてしまったのです。後半組(私)は山を下山することができず、午前中はひたすら待機していました。霧が弱まったのを機に、モン族が「行けるから」とバイクで私たちを乗せて下山を開始。もちろん、終始共にとてつもなく怖かったです。何といっても一本道で前から車が来たときは死ぬかと思いました。


ろうけつ染め体験


 無事に下山を終えて、ろうけつ染めの体験をしました。私たちの今回の目的の一つは、彼らが作った商品を日本の国内に輸出して彼らの所得を向上していくことです。この少数民族の方々の生活の質向上と教育支援を通じて、彼らの選択肢と機会を繋ぐことを目指します。そのために、今回は彼らの商品を実際に手に取って、日本人の嗜好に好ましい商品を考え買い付けを行い実際に商品を作ることで、その工程を学んできました。

 ➡少数民族の模様には1つ1つ意味が込められているのが特徴で雑貨や服に使われているのがとても興味深い一方で、派手なものを苦手とする日本でこれをどう売っていくのかがこれからの課題です。頑張って売りさばきます(笑)

とりあえず乾杯

 一番ムーカンチャイの文化を体感できるのは、ムーカンチャイの民と飲むことに尽きます(笑)ムーカンチャイは飲みニケーションの聖地です。飲む飲む、とりあえず飲む。そして、握手。米焼酎の繰り返しです(笑)
 相手の知り合いの名前と自分の名前が一緒という具合の共通項で、乾杯を交わします。そして、もちろん一気に飲みます。皆さんなぜか「一気」っていう言葉知っており「一気、一気」と言ってました(笑)
 彼らにはズルは適応しないです。なぜなら、水を入れようものなら匂いを嗅いで確かめてくるからです。又、その量にもシビアで、相手と同等の量を飲まないと乾杯は不成立になります(笑)ここで生き残るためには、自分との戦いに尽きます、、、ちなみに最後(3時)まで戦いました。明日もこの調子で頑張ります。(笑)

 明日からまた1週間がスタート!
私は一日一日悔いのないように生活を送ります。皆さんに幸あれ!


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