30代持病持ちゲイが家を買うまで(その2)
男性同性愛者の住宅購入記第二弾です。
連休なので、関西に向かう新幹線の中で書いてみます。何食べようかなあとわくわくしてます。
3.オンライン説明会と価格発表
思いつきで物件にエントリーすると、早速直近のマンション説明会の案内メールが送られてきました。
コロナ禍真っ盛り、オンラインでの実施です。
コロナ以前は大きな場所に集まって行われていたのでしょうか。
オンラインのおかげで、説明会参加のハードルはかなり低かったように思います。
説明会の内容としては、マンションの周辺環境やアクセスの利便性、間取りなどについてお話しいただきました。
ここまでは正直ホームページで確認済みの内容です。
むしろ、数年そのエリアに住んだ私たちは、周辺環の説明の部分で「いやこれは盛りすぎでは…?」と思う点が多々ありました。
私たちはそのあたりの残念さを含めてこのエリアに住み続けたいとの思いで購入を検討していましたが、これが全く知らないエリアだと、上手い話にまんまと乗せられてしまいそうです。
そして最後にお待ちかねの価格発表です。代表的な間取りについて、ざっくりとした価格が発表されました。
それまでマンション掲示板で予想されていた価格と概ね一致(か、少し高かったかもしれないです)。
お手頃価格とは全くいえませんが、私1人でも手の届かないレベルではありませんでした。
この説明会を踏まえ、今度は初めての対面の商談に臨むのでした。
4.他物件との比較について
ここまで一つの物件に申し込むまでのお話を書いてきましたが、他の物件は検討しなかったのかと思う方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言うと、ほぼ検討していません。
これは私の悪い癖なのですが、一度良いと思ったものがあると、周りが見えなくなってしまうのです。
さらに私のパートナーはマンション購入に関しては全面的に私を信頼しており、全てを私一人で決めたというわけではありませんが、マンション購入にあたってはかなりの部分が私の思いから成り立っていました。
「ほぼ」と書きましたが、全く見なかったわけではありません。
もともとは都心主要駅の数駅隣あたりのエリアで手頃な中古マンションでも買えたらいいな〜ぐらいに思っており、初めは中古マンションを見ることもありました。
しかし、都内中古マンションの価格暴騰ぶりに愕然とし、人の手垢がついた物件でもこの価格ならいっそのこと新築でよいのではと考え、新築マンションを探し始めました。
もちろん新築は中古以上に強めの価格です。
都心部は価格的に難しい、少し離れたベッドタウン的な街は価格は抑え気味ではあるものの馴染みがなさすぎていまいち乗り気にならない。
そんな中、当時住んでいたエリア内で手の届く新築マンションの建設の知らせを見た私は、その時点で周りが見えなくなっていたのでした。
今思うとまだまだ検討の余地はあったのかもしれませんが、今のところまだ住み続けたいと思える物件ですので、悪い選択ではなかった(はず)。
少し時系列から脱線しましたが、次はvs営業マン編を書いていきたいと思います。
続く