「わくわく」してますか?


こんにちは。
ふりさんです。

2019年秋にセカンドライフを歩み始め、もうすぐ丸3年になります。

この3年間、これまでのストレスフルな生活から、ストレスフリーな生活に変わりました。そんな「セカンドライフ」をちょっと振り返ってみると、「やっぱりそうだよなぁ」と思うことがあります。

それは「わくわく」するってセカンドライフには、
必須だなぁということです。

セカンドライフを考える勉強会や会合に出ると、少なからず「夢を持ちましょう」「ワクワクすることを見つけましょう」というような話があります。

なるほどと思うこともありますが、頭で理解しているだけでは、きっと言わんとしていることの半分も理解できていないのではないかと思います。

頭で理解するのではなく、心の底から「うきうき」「わくわく」する、そんな体験、経験をしないと、そこに含まれた「真意」は理解できないだろうと思います。

では「わくわく」するって、どんなことでしょう?

「わくわく」するまで


私はサラリーマン経験がありません。
ただ、ひとしく年齢は重ねていきます。
年を取っていくと、これからの人生を考えることがあります。

これからの人生、会社を作った当時は「定年」は遠い将来だったので、
就業規則で制度は作っても明確に意識していませんでした。

ただ、「平成」が終わると聞いたときに、
これからの人生をすごく意識しました。
本当に「時代が変わる」と言うことが実感されました。
そして、自分自身の「時代」も変えようと思ったのです。

そのとき何が私の背中を押したのかを振り返ってみると、
やめることの不安よりもこれからの人生の希望でした。

会社を辞めると、現実的に収入がなくなります。
これまで、一家を支えてきた身としては、
急に収入がなくなることは不安がないと言えばうそになります。

幸いにもこれまで身を粉にして働いてきた蓄えはあったので、
当面の経済的な不安はありませんでした。
ただ、将来にわたってというわけではありませんが(苦笑

ここで、不安ばかりを考えていると、
きっとグルグル回って前に踏み出すことはなかったでしょう。

やはり、前に踏み出せたのは、将来の自分の姿を思い描いたことでした。
正直、会社にそのままの憩っていても、自分の将来は希望が見出せませんでした。
ただ「働いている」それだけの人生に思えました。

これまでの30年、働くことがすべてのような生活を送ってきて
仕事に対しての責任感はあっても、
生きるための喜びを感じていたわけではありません。
生活のため、というのがしっくりくる感じです。

時代の変わり目で考えたのは、
まさにこの「仕事だけの人生」で良いのかということでした。

もっと自分らしく生きることができるのではないか?
お金のためだけ、生活するためだけの人生でよいのか?

これまで疑問に思わなかった、
いや、考えないようにしてきたことが
一気に噴き出しいろいろな思いが駆け巡りました。

会社を辞める2019年10月。
辞めるまでの一年はいろいろなことがありました。

一番大きかったのは絵本講師になったこと。
そして、OriHimeとも出会いました。
ビジネスセミナーを通して、
喫茶ランドリー、コミュニティナース、ふたご自転車、ADDress
を知りました。

どれも、その時の私の心をわくわくさせるものでした。
そして、自分の将来に大きな可能性を感じさせてくれるものでした。
ここで芽生えた「わくわく」感が、
次の人生を考える原動力になりました。

私の思う「わくわく」


「わくわく」すること、
これを読んでいる皆さんは持ってますか?

わくわくする気持ち、
これはすごく大切です。

わくわくする気持ちは、行動する原動力になります。
物事をポジティブに考え、冷静に客観的に考える力になります。

絵本講師になる過程で、それまでほぼ関わることのないかった絵本に接し、
心が癒され、いろいろな気づきを呼び起こしてくれました。

絵本を読むこと、読み聞かせを聴くことで、
自分が体験してきた「引出し」を、次から次と開けてくれます。
引出しの中には、忘れていた大切な思いがあります。
中には、忘れようとしていたこともあります。

ただ、多くの経験をしてきた今の自分は、
絵本を読むことで培った自己肯定感で、
それらすべてを受け入れることができました。

逆に、絵本から次はどんな体験ができる(思い出される)のか
とてもわくわくしています。

この「わくわく」には、生きている実感があり、
今生きていることに喜びがあります。

わくわくしているときは、無我夢中です。
どんなに大変でも楽しさがあります。

セカンドライフは、生きることを満喫したい。
自分のやりたいことをやって生きて生きたい。

やりたいことをやって楽しく笑顔で生きている自分を想像する。
そんな自分の姿を想像している今の自分もわくわくします。

「わくわく」する気持ちが生きる原動力になっている。
今、私は、そのように感じます。

セカンドライフを考えるとき、
目先の生活するためにお金のことを考えるのは大切です。

ただ、その前に楽しく生きている自分がいることのほうがもっと大切です。
セカンドライフは楽しく、自分らしく生きましょう。
自分の5年後10年後を想像し、
そこで自分は何をやって人生を楽しんでいるのか。
その姿が想像できると、そこまでのプロセスもちょっと楽しくなります。

楽観的過ぎるかもしれません。
でも、私のこれまでの経験を振り返れば
すべてが順調なわけではありません。

山もあれば谷あり、予期せぬ出来事もありました。
でもそれらを乗り越えて今があります。
これからもきっと、何があっても乗り越えられます。

まずは、「わくわく」することを見つけましょう。

私が「わくわく」すること


今、私がワクワクすることをいくつか紹介します。

絵本

私の周りには1000冊の絵本があります。
気が付くとあっという間に増えました(笑

絵本にはいろいろな魅力があります。
ストーリーには楽しさ、面白さもあれば、考えさせられるものもあります。
絵はストーリーのイメージを膨らましてくれます。
絵だけでもストーリーを語ってくれます。

また、絵の持つ芸術性は心を刺激します。
絵本選びも楽しいですね。
書店に行って絵本コーナーに行くと、
タイトル、表紙を見ているだけで楽しくなります。

良い絵本は多くの人に紹介したい。
まさに、趣味でもあり仕事にも結びつきます。

OriHime

分身ロボット OriHimeは外出困難者が外の社会と接点を持つために開発されたロボットです。
いま、このロボットが働くカフェが日本橋にあります。

OriHime はロボットそのものというより、
OriHime を通して展開している社会貢献の事業が心を揺さぶります。

開発者の方や操作をするパイロットの方と知り合い、語らうことで
これから自分の身体が動かなくなっても、孤独になることなく
社会とつながっていられる。
そんな未来が目の前にある。

これまでであれば決して出会うことのなかった人と出会い、
話すことでいろいろなことを学べます。
OriHimeパイロットは未来の私の先輩かもしれません。

ストリートピアノ

私は Youtube でストリートピアノの演奏を見ます。
最初は よみぃ さんの動画を見て、なんだこの人は!と驚きました。
演奏の手の動きが半端ない。
なんでこんな動きができるのかと思うくらい高速に演奏しています。
本当に神業です!

しかも不思議と演奏に引き込まれます。
圧倒されるといった感じでしょうか。
神業は神秘でもあり、心を振るわせ、ドキドキさせてくれます。
このドキドキ感がとても心地よいですね。

いつか生で聴きたい。
そう願っています。

TA心理学

TA心理学は奥深く、面白い。
自分が生きていく上での軸を明確にしてくれます。
その理論を、知れば知るほど「そういうことか!」と
新たな発見、気づきが心を満たしてくれます。

日々の生活の中でTAで考えてみると、
いろいろな発見があります。

理論を学ぶだけでなく日常生活にも活かせる楽しさがあります。

英語

TA心理学の理論を学ぶために英語論文を読む必要があります。
最初は「苦痛」でした。
英語は苦手で、読むなんて無理!と思っていました。

今は、ちょっと考え方が変わりました。
翻訳アプリ、例えば DeepL を利用すると、
機械翻訳されるので、文脈を把握することがすぐにできます。
そうすると、訳すことに向けていた労力を論文を理解することに意識が向きました。

ここで、ひとつ英語のハードルが下がり、英語自体を楽しむ意識も生まれました。

幸運な出会いもあり、学びながら「英語」が興味の対象になり楽しめるようになりました。

「わくわく」から始めよう


ここに書いた内容は私を「わくわく」させる一例です。
これらから、さらにつながりが大きく広がっている実感があります。

この間まで、NHK朝ドラは「ちむどんどん」でした。
沖縄の方言で「胸がわくわくする気持ち」を言います。
まさに、ちむどんどんする、がぴったりです。

そして、もう一つ
「まくとぅそーけーなんくるないさ」
正しいことをしていれば、なんとかなるさ、という意味です。

ちむどんどんしている気持ちを大切にすれば、
まくとぅそーけーなんくるないさー、と言えると
私は思っています。

「わくわく」することありますか?
まずは自分が「わくわく」すること見つけてみましょう!


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