ドラマ | アンオーソドックス※異端
この作品もやっと観ました
Netflixリミテッド「アンオーソドックス」
タイトルで使った映像がショッキングで、ずっと気になっていた作品
前情報を入れずにまずは観てみることとしました
閉鎖された共同体から抜け出し、自身が好きだった音楽の道へと進んでいく女性の物語ー
舞台は2000年代のニューヨーク
極めて閉鎖された共同体
ニューヨークなのに英語ではなくて別の言語で話す人々
画一化された服装、髪型
不思議なのです
前述のことがあるだけで現代ではなくて遠い昔、異世界みたいな、それも息苦しい、窒息してしまいそうなほど
作品世界にはいない、外からみているだけで息苦しさ、ここから逃げ出してしまいたい!と私が感じるほどですから、この共同体での生活、生きていくことは非常に困難だと思いました
自由を求めること
自身が素晴らしい、好き
楽器を奏でたり、歌を歌ったり、ときにはネットでYoutubeをみたり
こんなささやかなことが「誘惑」「堕落」「悪」
決めつけられて、抑圧されて、我慢して
共同体のなかでは皆が「同じ」ことをしなければならなくて
皆とちょっとでも違ったりすると、よってたかって「悪いこと」
とされてしまいます
話を聞いてもらえない
理解してもらえない
自身の想いがまったく通じない
これはすっごく辛い、辛いですー
一緒に体はそこに在るのかもしれませんが「無」
何もないのと一緒でものすごい孤独感を感じた
主人公エスティ
何も拠りどころ、逃げ場、生きていくための糧、あては一切ないのにそれでも違う世界へ幸せ、自身のやりたいこと(希望)をみつけて、そこへ向かって一生懸命に歯を食いしばって努力している姿は美しく、感動しました
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