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39(thirty-nine)
ディートリヒ・ボンヘッファー
20世紀を代表する神学者で反ナチス活動に身を投じ、終戦直前に強制収容者で処刑され39歳という若さでこの世を去りました。ナチスに捕らえられた大変過酷な環境下においても執筆活動を続け、いくつか著作を残されているのだそうです。
近頃ホロコーストについてもっと理解を深めていきたくて、関連する映像や本などの作品を少しづつ観たり、読んだりしています。
本はヴィクトール・フランクルさんやジュディス・S・ニューマンさん。映像は復習者たち、アウシュビッツ・レポート。いずれも凄絶な話しでこれらの作品を観たり、読んだりと、体験させていただくことは、未来に同じようなことを繰り返さないために必要なことだ、と、私は思います。
どうして際限なく悪魔的な所業をしたのか、逆に想像を絶する過酷な環境下でどうして人は尊厳を失わずに生をまっとうできるのか。
神を信じる者の、我々日本人からすると信じ難い、強烈な神への信心と神を信じる人々の心の強さ。どうしてそれほどまでに強くなれるのか。
ディートリヒ・ボンヘッファーさんに関連する著作にふれることで、もっと色々なことを知りたく思います。
まずはこの二冊、届いたら読み進めてみます。