映画 | ブラック・フォン
ビジュアルから怖いんだろうな、観たくない、と、思っていたけど、仲良しさんから推しポイントを教えてもらって「ブラック・フォン」を観ました。
フィニー、グウェン、可愛らしい。
フィニーはさわやかイケメン、綺麗。
ピッチャーを任されているので、運動神経はいいのではないでしょうか。野球だけではなく、グラウンドでお手製ロケットをうれしそうに打ち上げていて、運動だけではなく知的な好奇心も旺盛な感じ。
グウェン、可愛らしい女の子。
どうやらフィニーとは兄妹みたい、仲良し兄妹みたいで一緒に通学しています。おませ、恋話とか、フィニーの受け答えがまたやさしくてほっこりします。
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観ている間は気づいていなかったけど、導入部分の情報が多い。多いんだけど、多く感じさせることのない展開に感心。登場するキャラクターたちの個性を、あまり長くない尺でインプットしてくれるので後々、関わってきた際にあぁ、あのとき!という感じが皆、思い出せるからハラハラドキドキ、おぉ熱いぞ、この展開はと盛り上がります。
ブラック・フォン、黒電話の使い方がいい。
「ジリリリィン…」というあの、ベルの音がよいアクセントになっていて、不気味、不安、驚き、ある時は天啓といいますか、光の道筋に感じたりするところなど、わたしの推しポイントです。
連続殺人鬼、グラバーのビジュアルが異様さ。
場面、場面で色んな姿、顔。全部じゃなくてあるときは、顔全体。と思えば顔の下半分だけだったり、上半分だけだったり、髪型や佇まい。上半身だけはだけていたり。気味が悪くて、関わりたくない、気持ち悪い、怖いという感情をよく煽ってくれます。あぁ、思い出していたら本当にキモイ。演じているのがガタカでビンセントを演じていたイーサン・ホークさん!
えらく気持ち悪かったから、もう、参りました。
サイコスリラーだから怖いんですけど、グロいシーンはそれほど直接描写はないから、そういうシーンが苦手な方でも楽しめる作品なのではないかなと思います。
イーサン・ホークさんだと知って、見返してみてもわからない。たぶん、ノリノリで演じていらしたのではないかな。なんかそこがまた、わたしは面白かったです。