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映画 | 不思議惑星キン・ザ・ザ※Кин-дза-дза!
U-NEXTで観た「不思議惑星キン・ザ・ザ」
SFコメディ、かな。
奇妙な作品で何とも言い難い"おかしみ"があります。
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テレポートが斬新、ヘンテコな持ち運びサイズの機械を"カチっ"としたら瞬時にテレポート!真冬の地球から砂漠のど真ん中へ瞬間移動。本当に一瞬でシーンが変わるのでぎょっと、今何起こったの?!え、え、?と、主人公たちマシコフというおじさんとゲデヴァンという学生さんとともに、観ているわたしも同じ気持ちとなりました。
次に宇宙船、銅鐸みたいな宇宙船。
登場時ピアノ線かなぁ、がっつりみえているところなど、微笑ましいです。どうやって操船してるかは謎、謎なのですが、理解不能なスイッチ、レバーらしきものなどあったりします。昭和3、40年に建てられた建物に付帯しているPS(パイプスペース)みたいなところや、トイレとかー、謎多きテクノロジー。
キン・ザ・ザの人々、風俗などがこれがまた!
「クー」「キュー」この二つが話し言葉。挨拶の仕方が「クー♪」と言って頬をぺちぺち、でー
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不思議だし、しゃべらないし、説明はないしでもう~…さっぱりわからない!ちょっとつづ、明らかとなっていくことがまた奇妙で
見た目に反し高度なテクノロジーを有している
うそは当たり前
支配する側とされる側で分けられていて、かなり縦社会
マッチは価値が高いらしい
保有する資産の量により、階層は上げられる
キン・ザ・ザは縦社会なので理不尽、不条理がまかり通っていて皆、平気で嘘をついたり出し抜いたり、チャトル(お金)があればほぼ、何でもできてしまうし…なんだかどこかでよく見かけることを面白可笑しく、珍妙奇妙な形でみせてくれるところなどが独特。
本作が制作された年代にどんな作品があったのか調べてみました。
プラトーン
トップガン
ハスラー2
いずれも楽しかったり、感動したり、こんな世界が…とか感じた作品ばかりなのですが、キン・ザ・ザは前述した当時の作品群ではみたり、体験したりしたことのない奇妙な作品。
もう一回観直してみたかったのですが配信終了となってしまっていて残念、次はいつ観れようになるのかなぁ。