くじらびと
今日はドキュメンタリー映画「くじらびと」を観てきました。ぜひ、映画館で観ることをお勧めします!
「アナザーラウンド」、「アイダよ何処へ?」、「くじらびと」、いずれかを観に行きたい~っと、考えていたのですが、上映されている映画館、上映時間から「くじらびと」を観てみることに。
ラマレラ村に住んでいる人々の日常を、ひたすらに密着して撮影されています。冒頭はラマレラ村の方々は何を大切にされているのか、どのようなことを生活の糧とされているのか、日々の生活を映像で見せながら、字幕で説明してくれます。
ラマレラ村の人々は「和」をとても大切にされていて、自然の恵みに感謝し、昔からの言い伝えを守り、生活をされています。ラマレラ村は火山岩で覆われた土地で作物を育てることはできず、人々が暮らしていくためには海産物で生計を立てる以外に生きていく手段がありません。
漁業で生計を立てているのですが、中でも重要なのは「鯨漁」「マンタ漁」、年間10頭の鯨を獲ることができれば1,500名の村人全員が暮らしていけるのだそう。
鯨漁、想像を絶する凄まじさで、これは実際にこの作品を観てみないと、どれだけ過酷なことなのかはわからないかと思います。
尾びれ、この大きさなのです!ラマレラ村で歴戦の漁師さんたちが口を揃えて「怖い」っと率直に心情を語っていました。
石川梵監督、存じ上げなかったのですが、とんでもない人なのです。鯨漁の漁船へ一緒に乗船して撮影されていて、時には狩られている鯨の目線がどんなものかを撮るために海へダイブしたりしていましたよ(◎_◎;)
人も鯨も双方必死で、まかり間違ってしまうと、撮影していた監督もたぶん死んじゃうか手足がなくなってしまうか、そんな危険なシーンがまま、ありまして…。
撮影手法がどうのとか、鯨が大きくて怖い、とかではなくて、もっと、こう、お伝えしたいことがいっぱい、盛りだくさんなのですが、興奮していて上手く綴れないー(>_<)。
どうしても振り返りたくてパンフを買いまして、自宅でまた振り返りつつ一向に興奮冷めやらぬ、っといった状態。
今日もよき作品を観ることができて幸せな一日でした~(´-`).。oO
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