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映画 | KILL BILL vol.2

続けて「KILL BILL vol.2」を観ました。

激しい暴力がこれでもか!というvol.1とは異なり、物語が展開されていてびっくり(失礼)。ラブストーリーなのですね。

カンフー愛が詰まっているように感じる、パイ・メイの外見、傲岸不遜ぶり、どこか滑稽だし、生き様が不器用な人だとも感じました。

なんじゃこらと感じたけど、面白い

修行風景がまたまた、こんな教え方されて素直に従わないだだろうにと思っていたら、同じ殺し屋集団、パイ・メイの弟子であったエルが恨みから毒殺していることがわかりやっぱりなぁっと。

ザ・ブライドはビルの助言に従い懸命に修行に耐え、棺に入れられて地中へ生き埋めにされても掌底で脱出、ビルとの闘いは中国拳法で勝利、カンフー凄まじい強さで。服部半蔵の日本刀は達人じゃないと打ってもらえないという設定だったのにvol.2ではちょっと活躍の場が減っていて残念。

終盤の展開はしっとりと…。前作とはガラッと変わった展開ではありますが、そして殺し屋同士の愛は理解し難いものではありますが愛憎、表裏一体の描き方は連作で観ると滅茶苦茶なのになぜか納得してしまう、不思議な作品でした。

クエンティン・タランティーノ監督はバイオレンス、ロマンティック、愛情いっぱいな、そして自分の"スキ"を突き詰めちゃう、不思議な人ですね。

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