世界でいちばん美しい村
アマプラでそろそろ観れなくなることと、仕事で移動する間に少し時間があったので観てみました。「くじらびと」を観たあと、石川梵さんを知って興味を持ったのがきっかけ。
ネパール大地震の被害に遭った被災地のドキュメンタリーです。東日本大震災の被災地でみた光景と同じような惨状となっているラプラック村の映像、ショックでした。
被災地ラプラック、家屋はすべて倒壊
強い印象をもって観ていたのは登場する村人たちの「手」「目」そっと手を添えるような思いやりの姿です。
「手」がタイトル写真のように分厚い、老若男女問わず。小さい、本当に小さい子供(2、3才かな)も何かできることを誰かに言われてするのではなくて、できることは自ら働くのですね。
「目」は皆さん、とてもきれいなやさしい目をしていて、実際とても優しいけど、厳しさに対しても真摯で、ときに自然の理不尽さにやりきれない怒りを感じたりもする。
ラプラックの人々
助け合って生きている
互いを慈しみ、それは人だけではなくて
ただ憧憬に、あるいは(できない)と絶望的な想いを抱いていた、かも
「くじらびと」でもそうだったけど、何に対しても真摯に、誠実に、慈しみをもって生活を営んている人々の姿は眩しい。