職歴ゼロの専業主婦(当時39歳)がアルバイトを始めたら、最終的に代表に就任させられた話
相変わらず「激レアさんを連れてきた」には、凄すぎる激レアさんが登場する。
そのような人を見つけ出してくる、テレビの情報収集力は凄い。
今回登場したのは、職歴ゼロの専業主婦(当時39歳)だった。
夫が無職に転落したのをきっかけに、初めてアルバイトに応募した。
その応募先がギャルが群がった時代の109だった。
左上の元気抜群の「明るいイケイケさん」が「お母さん」のお気に入り。目利きも上手。後にオープンしたお店に呼び寄せ、そこを任せるという、中々の腕前を持っています。
ガングロたちに囲まれながら、ファッションを勉強し、「アクセサリーをうまく使うと服が売れる。店員が着ている服も売れる」と直感し、売り上げを二倍にし、店長に昇進したものの、経営方針の転換によって再び無職に。
そこで見つけた新しいバイト先が新橋の居酒屋だった。
そこでも、「一目見た客の顔は忘れない。名前も覚えている」という得意技で売り上げ倍増。
そこで目にしたのが、近所の居酒屋さんの閉店のお知らせだった。
そこを借りて居酒屋をオープン。ここも丁寧な接客と手作りの料理で大繁盛。そこのお客の一人が、凋落一途のドムドムバーガーの役員だった。
早速、料理のアドバイザーとして招かれ、ここでも新メニューで売上をアップさせ、店長から、さらに東日本エリアマネージャーに昇格し、遂に、ドムドムの社長に抜擢される。
そして、出会ったのが変人奇人の名を馳せていた、「超ハイテンション」になりすぎて、奇抜すぎるメニューを開発する、否、しすぎる担当者だった。
その人が駄作、愚作、狂気作連発の後に開発したのが、「丸ごと!!カニバーガー900円」だった。
「高い、グロテスク、食べづらい」の三重苦が揃った新作バーガー。
もちろん、ドムドムの役員たちは総反対だったけど、社長の藤崎さんはGO!の指令。
実は、このカニは脱皮したばかりの上海蟹で、柔らかいので丸ごと食べられる。
そして、爆売れした!!
歴代新商品の中でも売上NO1。
藤崎さんの成功の秘訣。
・やると決めたらとことんやりきる勉強家。
・夫の議員時代の接客で人の要望が読めるようになった。
・一度で名前と顔を覚える技術も、この時に培われた。
・超丁寧な、丁寧すぎる言葉使い。
・無口で鈍重系の重鎮タイプ。
・物怖じしない突進力。
・イエスとノーがはっきりしている。
やはり傑物は女の中にいる。
日本の女性は強い。
戦国時代から、既に、強かった。
有能な女性と手を組まない男は大損をしている!
間違いない!