中断期間にJリーグを振り返る

 新型コロナウイルスの影響により、ルヴァンカップとリーグ戦94試合の延期が決定された。正直、横浜FCのシーズンチケットも購入し、いざホーム開幕戦!!と、気合十分だっただけに残念だった。とはいえ、決定を嘆いても仕方がないので、Jリーグの歴史を振り返る&昨年の余韻を楽しむことで、より一層今年のリーグ戦を楽しもうと決めた!今まではJリーグにあまり興味のなかった人も、少しでも興味を持ってくれたら嬉しい限りである。

 最初に書いてみようと思ったのは、入場者数の推移だ。1993年にJリーグが発足してから昨年で27年が経過した。発足時はカテゴリーもJ1だけだったが、J2、J3と増え、ついに年間入場者数の合計で1,000万人の大台を突破した。目標にしていた1,100万人(イレブンミリオン)にはまだ達していないが、やっと大台に乗った(下図参照;Jリーグホームページよりデータ参照)。DAZNマネーの恩恵も大きいと思う。

年間推移

 J1は2019年は600万人を超え、95年以来の過去最多記録を更新。発足時10クラブから現在18クラブになっていることを考えると、1995年当時にどれだけ人気があったかが分かると思う。例に漏れず、幼少の私も観に行った。当時のファンはどこに行ってしまったのだろう?2005年〜2014年の間は入場者数という視点からみるとほぼ横這いか、微減である。それ以降は徐々に増加傾向である。

J1年間推移

 J1は入場者数はそこまで伸びていない。しかし、2019年にはJリーグの入場者数は1,000万人を超えた。成長の核となったのは、J2の入場者数が伸びたからであると言ってしまっても過言ではないと思う。もちろんJ2に所属するチーム数が増加して22チームになったこともある。しかし、J2のチームこそ地域に根差した活動を地道に行って、着実にファンを獲得してきたのだと思う。ただ、平均入場者数では、J1のチームに遠く及ばないのも事実である(後日、投稿予定)。また、J2の方がアウェイのチームに行く際の移動距離が長い。少なからず、アウェイチームのサポーターの集客に影響している。

J2年間推移

 J3については、U-23のチームが出ているのも他のカテゴリーとは違うところである。楽しみの一つは、若手のスターの発掘である。別にスカウトでも何でもない素人だが、「彼は先に目を付けていたんだ!」と言いたい。こちらもの入場者数は70万人を超えた。是非100万人をKPIに頑張って欲しい。

J3年間推移

 そして、我が横浜FCの年間入場者数推移である。見返して改めて気付かされるのはJ1で闘った2007年の入場者数が群を抜いて多い。①相手チームのサポーターが確実に来てくれる ②レベルの高い試合を見にフリエサポーターも試合を見に行く。細かく挙げればキリがないが、大きく分けるとこの2つだろう。

そして!!

 最も注目をして欲しいのは2017年〜2019年の3年間の観客の伸びである。チームが上位であったのは間違いない。ただ、クラブのスタッフ総出で本当にJ1に行くんだ!っと準備を進めて、地域密着型のふれあいイベントやファン獲得に努めた結果だと言いたい(笑)SNSも積極的に活用するようになってきたし、区民デーで横浜市民を招待するなどのプロモーションも奏功したのだろう。財務的な視点では、部外者ながら心配になってしまうが。。。何はともあれ、より多くの人達に試合を見てもらうことは成功!

そして、、、、

そう!2020年はJ1で闘うのである。是非、というか、最低でも20万人!願わくば、25万人に達して最多記録を更新して頂きたい!(1.5万人×17試合=25.5万人:理論上はイケるはず!)

横浜FC年間推移

これを読んで頂いた方は1試合でも良いので、横浜FCを応援してみて下さい!ニッパツ三ツ沢球技場はピッチと選手の距離が近く臨場感たっぷりです!

※横浜FCの関係者ではありません。あくまでファンです。

次回は2019年の横浜FCの戦いについての振り返りについて書きたいと思います。

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