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ハートフルな瞬間をデザインに。 | きかせて先輩!イラストレーターの田勢さん

こんにちは! 日本フリーランス・複業協会

のフリ子です!

フリ子の部屋にフリーランスの先輩をお招きして、フリーランスのアレコレを学んじゃおう!という「きかせて先輩! 」noteシリーズ。お二人目は、ウェディングプランナー兼イラストレーターの田勢さん。夢に向かって努力し続ける姿勢はぜひともお手本にしたい!と思いました。今回の記事は

・コロナが落ち着いたら海外留学したい
・イラストレーターのお仕事をしたい
・フリーランス・副業を始めたいと考えている

そんな方にぜひ読んでいただきたい内容になっています!

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1.  田勢さんの今の働き方について教えてください!

フリーウェディングプランナー・イラストレーターそしてマーケターとして

土日は都内のフリーウェディングプランナー、平日はイラストレーター、デザイン、SNS主にInstagram,TicTokの運用をしています。イラストレーターとしてのお仕事では、結婚式のウェルカムボードや、招待状、ご家族の記念日のTシャツや動画も作成させていただいています。

2.イラストレーターを始めたきっかけは?

プランナー会社員時代のサービスの一環で始めたイラスト制作

イラストレーターとしてイラストを描き始めたのは、ウェディングプランナーとして5年間勤めていた頃に、新郎新婦の顔を描いてプレゼントしていたことがきっかけでした。お二人に大変喜んでいただけたのがうれしくて”これも仕事になるんだ”と気づいたんです。それからは、個人のInstagramでもイラストや制作の様子を投稿するようになりました。そしてアカウントからも魅力に思ってくれる方も増え、結婚式のウェルカムボードや食事表に使うイラストや招待状作成のご依頼をいただくようになったんです。最近は、僕のInstagramを見てくれたお客様から父の日のプレゼントのご依頼や、ウェディング式場のPRを目的としたTiktokの動画制作のお仕事もしています。

3. フリーランスとして働くようになった理由は?

このままでいいのかという葛藤の中、先輩にもらった一言
当時5年間働き続けていた福岡でこのままでいいのかな?と考えるようになりました。学生時代配膳係の仕事をしていて、そのまま就職。会社員として働き続ければ支配人総括のレールは保証されていましたが、自分が30歳・40歳になった時になりたい姿ではなかったんです。言い換えると、自分の中でウェディングプランナーという職種に留まりたくなかった。そこで、転職エージェントで働いていた1年前に仕事を辞めた先輩に相談し、「今持っているスキルに加えて、他のスキルも育てていく必要がある」とアドバイスをいただいたんです。

学生の頃から将来は海外で働きたいと思っていたし、英語スキルはあって損はない。ということで、海外留学を決意。留学から帰ってきたら外資系に就職することが元々の目的でした。5年間勤めたウェディングプランナーを退職し、2019年よりカナダのトロントにワーホリとして留学、その中で広告会社でのインターンシップを通し、イラストの分野でスキルを磨きました。日本に帰国後はあえて、就職ではなく起業を目指したフリーランスという選択をしました。

海外で働くとなると候補として挙げていたのが、オーストラリアまたはカナダ。オーストラリアはで大自然の中でゆっくりというイメージがあったので、 仕事がいっぱいある環境につきたいという理由でカナダを留学先に選びました。留学期間は、2019年の1年半。途中でコロナの影響により帰らざる終えなくなってしまいましたが、カナダのワーキングホリデーで広告の仕事の経験と、自分がしたいことを形にする力を身につけられたのは自分にとって大きなことだと改めて感じています。

大親友の結婚式で制作したウェルカムボードのイラスト

4. 留学前と留学後で「働く・稼ぐこと」の意識はどう変わりましたか?

やらないといけないこと・やりたいこと
会社員している時は”頑張る”、”しなくちゃいけない"仕事が多かった気がします。今もしたくないことをするということはもちろんありますが、フリーランスになってからは今好きなことをできていると感じています。もともと私は結婚式というものが好きで、結婚式場選び、支える立場として、好きなことを仕事にイラストやデザインを作れるということはとてもうれしいんです。

働くことは
会社員で働いているときは雇われる・仕事をこなすイメージ。朝起きてあぁ今日何しないと…あぁこの日だ…という思いもありました。

稼ぐとは

海外で仕事をしているときは自分主体・自分で仕事を撮りに行く・主体性が出てきた・選択権のある仕事の仕方。

SNSマーケティングの分野でのお仕事では、正直自分のスキルはそんなにないと思っているんです。ですが、留学でのインターンシップを通し今の時代はやってなんぼの時代ということ、始める時点で30%の自信でもやってみる価値はある。結果が60%ならやめればいいし、結果が100%ならやったー!という感覚を知りました。”思ったらやった方がいい”と思うんです。日本にいる時は100% 準備して120%の結果を残したいという完璧主義でしたが、留学を通し仕事に対する姿勢・メンタルが変わりました。例えば、僕が登録しているフリーランス団体のMorningMeの社長・佐藤さんから、今までやったことがなかったInstagramの投稿デザインや動画の制作のお仕事をいただき、今まで経験のなかったBtoBのPRの経験を身につけることができて良かったと感じています。

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1歳記念・ファミリーTシャツデザイン
1歳、2歳、3歳と毎年家族写真を撮っていきたいというお母様のご依頼。1歳の誕生日に記念に残るもので、おしゃれで写真映えするものがいいという希望によりTシャツと動画を作成。

5. 今の働き方の核となるものはなんですか?

個人として影響を与えられる人になりたいという気持ち
留学前も後も核となるものは変わりないと考えています。イラスト・デザインで自分という人・個人として影響を与えられる人になりたい。フリーランスで個人でしていると楽しいか楽しくないかは自分次第・自分の思いを大切にできるところにも魅力を感じています。

6. 働く上で大事にしていることはなんですか?

密なコミュニケーションで相手の求める以上のデザインを
コミュニケーションは難しいもので、表面上のコミュニケーションは残念ながら表面上で終わってしまいます。「お願いします!」「はいわかりました!」だと、どこを重点的にすればいいのかが読めないままになってしまうんですね。ですから、お仕事ではお客さまが何を求めているかを明確にするための質問・聞き取りを意識しています。

もう一つ大事にしているのは、付加価値をつけること。お客様に納品するときに、一般的な企業さんは完成物のみを届けますよね。ですが、私は完成物1つだけでなく・6パターンお渡ししているんです。例えば、招待状に差し込む二人のイラストをご依頼いただいた場合は、お二人のイラストを6パターンお渡しする。
そうするとお客さまは1つのイラストを考えてらっしゃるのでとても喜んでくださるんです。

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note ノート 記事見出し画像 アイキャッチのコピー

父の日の贈り物・Tシャツデザイン
子供たちのデザインしたものとしてプレゼントしたいというお母様のご希望で、「僕たちがいつも一緒にいるよ」というメッセージを込めて写真をイラストにしたTシャツを制作。

7. これからのビジョンはありますか?

将来は人を癒すイラストを描きたい
将来の夢は、ウェディングの業界から離れ、心が癒される犬・猫・ペットのイラストや、自己啓発の分野でのイラストを描くこと。人を癒す活動に携わりたいと考えています。2019年留学中愛犬が日本で亡くなってしまったんです。会えないまま亡くなった愛犬をイラストで描いたことが、自分のイラストレーターとしての大本の始まりでした。そのためにも、今はSNSマーケティング、WEBデザイン、発信力を身につけ個人のスキルを上げていきたいです。

8. note読者の方へ一言!

やりたいことがあれば踏み出して!僕も会社を辞めることが怖かった身でしたが、意外とやってみたら学びになり、力になり、今は個人の力で稼げるようになりました。自分をやりたいことがあるけど怖いという理由で動けていないなら、一歩踏み出してみてください!

9. フリ子より

愛のあふれる夢に向かって前進し続ける田勢さん。ハートフルな優しいお人柄と心のこもった丁寧なお仕事が人を惹きつけているのだと感じました。田勢さんありがとうございました!

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