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いちパフォーマーとして、伝えたい繋げたい。| きかせて先輩!シンガー・コミュニティマネージャーの熊本亜記さん

こんにちは! 日本フリーランス・複業協会

のフリ子です!

今回取材にご協力いただいたのは、熊本亜記さん。劇団四季でミュージカル『ライオンキング』のヒロイン・ナラ役をはじめ『CATS』『コーラスライン』でもメインキャストを務められ、現在はシンガーやMCとして、そして三軒茶屋にあるコワーキングスペース「 三茶WORK 」のコミュニティマネージャーとしてパラレルにご活躍されています。その自然体かつパワフルな魅力が人の心を動かし、”つながり” を生み出しているのだと感じました。今回の記事は

・パラレルな働き方に興味がある
・何かを表現する仕事に興味がある
・フリーランス・副業を始めたいと考えている

そんな方にぜひ読んでいただきたい内容です!

1. シンガー、発声・演技指導、そしてコミュマネへ

シンガーとしてコンサート・ライブに出演し、発声・滑舌・プレゼン指導、アイドルグループの演技指導などもしています。今年からは「自分たちのまちで妄想を形に」をコンセプトとした「 三茶WORK 」というコワーキングスペースのコミュニティマネージャー・運営側と会員さんの架け橋となるハブ的な役割として、会員さん同士が交流ができる"場作り"をしています。会員さんにインタビューしてスペースの使い心地や要望を聞き出し、運営メンバーとの会議で話し合い日々改善をしています。

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宗像ユリックス」 
故郷福岡でのコンサートにゲスト出演 
8月25日よりチケット販売開始

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三茶WORK」 
三軒茶屋北口から徒歩1分 
茶やを併設したコワーキングスペース

2. シンプルにわかりやすく

仕事ではシンプルなコミュニケーションを意識しています。時間の限られた仕事でのコミュニケーションは失礼のない範囲で、相手にスムーズに伝わることが一番です!

ただ何でもシンプルがいいということではなく、場面ごとに適切なトーンや言葉選びもあります。例えば、「三茶WORK」のコミュニティマネージャーとしてスペースの利用方法など説明する時は、初めていらっしゃるお客さんにもわかりやすいよう丁寧にということを心がけています。気軽なコミュニケーションの機会を増やし、ワークスペースでの人と人とのつながりが増えていってほしいと思っています。

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3. いちパフォーマーとして

現在のコミュニティマネージャー、シンガーまた時には、発声・演技の指導者、企業説明会のプレゼンテーターとしてのパラレルな働き方で、様々な人と交流できることも楽しく感じています。

ただフリーランスは、会社員とは異なり企業様やクライアント様から仕事を依頼していただくことが当たり前ではありません。これを前提に、企業様から毎年私ご指名でお仕事をくださり、長いお付き合いができていることはとてもうれしいですね。

企業説明会のプレゼンテーターとしてのお仕事では、新卒の学生さんに向けて企業の魅力や働き方をお伝えしています。参加している学生さん達は、ほぼ説明会内の時間で、その企業の面接を受けるか受けないかジャッチします。ですから、私はその企業の魅力を伝える いちパフォーマーとして” 情報を届けるようにしています。

一回一回を大切に。当たり前だと思わないこと。「馴れ・だれ・崩れ」慣れることがいつしかだれにつながり、だれが崩れを生み出す。崩れの原因の第一段階が馴れることだという意味で、劇団四季創立者・浅利慶太の教えが現在の働き方の土台になっています。

4. 熊本亜記さんのこれから

新型コロナウィルスの影響で、直接人と会える機会が減りました。そんな時、声だけでも人と繋がりたいと思い立ち上げたラジオトーク番組「4ziU Project」。私が40歳を迎えたことも記念してこの名前にしました。ここでは、親交のある友人と仕事へのこだわりや大切にしていることなどお話しています。今後は、今まで出演してくれたゲストの方とコラボしながら、この番組を新たな自分のいちコンテンツとして育てたいと思っています。

お客さんからの「明日からまた頑張ろうと思えました!」とのコメントも励みになっています!以前のInstagramのライブ配信では、時間が合わずに参加できない方もいましたが、「4ziU Project」はYoutubeやSpotifyに残るので、繰り返し聴いていただけますよ!

40歳を迎えた元劇団四季の熊本亜記が発信するラジオトーク番組 「4ziU Project」。毎週親交のあるゲストを迎え、大切にしていること、仕事へのこだわりなどをざっくばらんにトークします。
 YoutubeSpotifyで毎週金曜日配信中!

5. 皆さんへのアドバイス

フリーランスの方、フリーランスでない方にも伝えたいことは、一生懸命必死に取り組んでいる人には周りもサポートしてくれるということ。フリーランスの働き方は、メリットも多いですが、一方で一人で解決しないといけないこと、抱えてしまうこともあると思います。その中でも、一回一回の仕事で、自分の役割を理解しながら取り組んでいく。その積み重ねによって徐々にサポートしてくれる人も集まってきてくれるはずです。

もし何かにチャレンジして失敗し、自分が納得できるものができなかったとしても、それは成長できるチャンスと捉え、学びながら進んでもいいのではと思います。「フリーランサーとしての仕事」と構えなくても、駆け出しの頃は完璧じゃなくていい。私も器用な方ではないので、今もたくさん練習します。仕事がくれる気づきとその改善の繰り返しで、全身全霊で悔いがないようなものが最終的な理想ですね。

6. フリーランス・複業検定について

劇団四季在籍時には、社会の一般常識であるマナー・法的知識などを学ぶ機会はなく、上座下座なども正直知りませんでした。フリーランス・複業検定では、企業に入っても恥ずかしくないよう「資格」という形で可視化されます。合格後、クライアント様にも形として知識力を提示できる良い検定だと思います。

7. note読者に向けて一言!

フリーランスや複業を始めたいけど踏み出せない、どこから手をつければいいのかわからないという方は、ぜひ第一歩としてこの検定を受けてみてください。クライアント様から信頼を得るために受験するのも良いですが、検定を受けてわからないことを潰し調べながら、自分の理解度を測るのも良いと思います。フリーランスになる前の“わからないを発見”するためにぜひ一度挑戦してみてください。

8. フリ子より

懸命に取り組んでいる人には周りもサポートしてくれると語ってくれた熊本さん。確かな実力がありながら持つストイックさと飾らない人柄が、人の心を動かし、交流の輪を広げているのだと感じました。インタビューにご協力いただきありがとうございました!

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