12月のお花
駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。
急に冬になったような寒さですが、12月はクリスマスとお正月の楽しいイベントが待っていますね!イルミネーションを目にしたり、クリスマスソングを聞くと、子どもだけでなく、大人もどことなくワクワクしてしまいますね!
12月の誕生花はポインセチア
寒い時期には切花の持ちも良く、ありがたいのですが・・・逆に水が冷たい。ハンドクリームを塗る間もなく指先はボロボロです。こんな寒い時期のお花、12月の誕生花は、切花でなくポインセチアです。ポインセチアって昭和っぽいなどと言わないでくださいね。新しい品種も出ていてとても可愛らしい鉢物、そしてお値段もお手頃で豪華な鉢が買えるんです。
ポインセチアについて
ポインセチアの花言葉は、「聖夜」「幸運を祈る」などです。お花屋さんで見かけるのは、主にクリスマス時期だと思いますが、本当は1年を通して楽しめる観葉植物です。原産はメキシコで、耐寒性があまりないので、実は日本の冬は苦手・・・なので1年草の扱いとなっていて、毎年買っていますという方が多いと思いますが、挿し木もでき、育てて多くすることも出来る、年じゅう楽しるのです。ただ、買った鉢を翌年また紅葉させるのは少し手間がかかります。
ポインセチアはトウダイグサ科トウダイグサ(ユーフォルビア)属、茎や葉を切ると白い樹液の出るあのユーフォルビアの仲間です。株の上の方、赤く色づいている部分は苞(ほう)といい、葉が変形したものです。花は中心の小さな粒のような部分。ハナミズキやアンスリウムなどと同じです。紫陽花も同じように額が花びらのように変形したもので、少し似ていますね。
ポンセチアには様々な品種があり、いろんな色や形をしたものがあります。改良によって出来た新しい品種プリンセチアはサントリーが開発したものですが、小ぶりで比較的強い品種となっていて、ピンクなどの色が可愛らしいものが多いです。
他にも葉の先端が丸くなっていて、本当に大きなお花のように見えるものや、赤に白い斑入りのものなどバリエーションが豊富です。価格も1,000円以下の小さな鉢から5,000円くらいの立派な大きな鉢まであります。クリスマスの贈り物としても最適です。
ポインセチアの育て方
買ってきてすぐは、リビングの中で、日光が入るような明るい部屋へ置くと良いです。 寒さに弱い為、10℃以下にならないように気をつけましょう。冬の間は水やりを控えて、春になってきたら徐々に水やりを増やし、15℃を越す日が出てきたら、戸外へ置きます。
春には一回り大きな鉢へ植替え出来ます。大きくなってきたら、剪定してもかまいません。剪定した茎の樹液を水洗いして、赤玉土へ挿し木にすることも出来ます。
ポインセチアを赤くする
ポインセチアは短日植物といって、日が短くなってきたらそれを感じて花を咲かせます。環境の変化に合わせて、花を咲かせて、実を実らせて種を残そうという植物の生存本能と言えます。1日の日照時間を10時間ぐらいにすることで色付くと言われていますので、12月に色付かせたい場合は2か月くらい前の9~10月頃(秋分の日ごろ)から短日処理を行います。午後5時~午前7時ごろまで段ボールなど箱をかぶせて、遮光します。
お店で並ぶポインセチアはこんな処理が行われているんです。赤色はキリストと血、緑色は常緑の葉から永遠を意味して、この赤と緑のポインセチアはクリスマスにかかせない植物となっています。ぜひおうちでも挑戦してみてはいかがでしょうか。
教えてくれたのは…
flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。
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ふれあいホームタウンは、コンシェルジュがいるから、気軽に立ち寄れる総合住宅展示場。
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