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1月21日はスイートピーの日


福山市駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。

お花にもいろいろな記念日があります。3月8日はミモザの日、5月1日はスズランの日、7月7日はカスミソウの日、9月9日は菊の日など・・・、海外から伝わったもの、生産者さんが設定したものなど所以はさまざまです。そして、1月21日は「スイートピーの日」ということをご存じでしょうか?スイートピーは姿も可愛らしく、香りのいい春の花の代表格です。

スイートピーについて

スイートピーはマメ科、1年草と多年草があり、切花も苗ものも人気です。原産はイタリアのシチリア島です。色の種類も豊富で、近年はグラデーションなどに染めたものもたくさん出回っています。12月ごろから6月ごろにかけてたくさん出荷されて、1月はまさに最盛期です。

1月21日と設定されたのは、花弁の配置が1枚-2枚-1枚(最後1枚、実際は2枚が1つにつながっている)となっていることによるそうです。また、「赤いスイートピー」という昭和の名歌のリリース日でもあるそうです。歌が発売されたころには、まだはっきりとした赤いスイートピーはなかったそうですが、その後品種改良されて赤いスイートピーの品種も増えました。宮崎県日南市では、毎年キャンプをする広島カープにちなんでつけられた「アカープ」という赤い品種もあります。

花びらの配置に注目

船穂のスイートピー

福山からも近い岡山県船穂(ふなお)町は、スイートピーの一大生産地ですが、こちらでは1月27日(いいふなお)で記念日登録されているそうです。毎年楽しみで、船穂のスイートピーは私もよく使います。農園では摘み取り体験などもされています。物価高騰や後継者不足などどこの分野でも直面している課題はお花の生産でも同じで、特に良い商品は物価の高い都会へ流れるので、地方ではお花をそろえるのも難しくなってきています。安いものを追うだけではなく、生産者さんが良いものをつくってくださるので、小売店はお客様にお届けできるのだと実感します。

スイートピーの飾り方

乾燥には強いので、花瓶に水は少な目で大丈夫です。茎は真横に切ります。切花として売られているものは、葉はなく、花のついた茎だけなので、花瓶の中でグラグラして安定しません。細口の花瓶に、茎の動きを活かしていけて大丈夫です。下の方の花から咲いていきますので、花びらからだんだんとシワっぽくなってきたら、順番に茎から取り外します。柔らかい花びらからは想像しにくいですが、茎はしっかりしていて、水を汚しにくいので、意外と花もちがよいお花です。ユリやバラと違って、なんとなく脇役感もあるお花ですが、ふわふわでとても可愛いらしい花なので、主役としてスイートピーだけの花束をぜひ飾ってみてださい!

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


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ふれあいホームタウンは、コンシェルジュがいるから、気軽に立ち寄れる総合住宅展示場。
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