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紅葉とシンボルツリー


駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。

今年は残暑も長く厳しかったですね。10月に入ってようやく秋らしい空を感じる瞬間がありますね。9月のシルバーウイークからは毎月連休があり、夏休みのレジャーとはまた違って、清々しい景色や自然を楽しむ観光が好まれるようです。果物狩りやフラワーガーデンなど訪れる方も多いことでしょう。

紅葉する木を楽しむ

「紅葉狩り(もみじがり)」と言えば、イチョウやモミジを連想させますが、これらの他にも紅葉すると素敵な樹木があります。赤や黄色や白や茶色の実をつけているものもあり、街路樹や公園の木の下を歩くとその葉や実が落ちていたりします。

ナンキンハゼ、ソメイヨシノ、ハナミズキ、モミジバフウ、ドウダンツツジ、ブルーベリー、プラタナスなども葉が赤や茶色に変化します。
紅葉するのは落葉樹です。落ちる前に葉の色を作っている栄養が枝から届かなくなってしまい、その関係で色が変化します。しかし、常緑樹も実は古くなった葉が落ちる時は葉が黄色くなって紅葉します。葉が色付くのは、くっついている木にとって、役目を終えて必要なくなってしまい、葉を落とすよ~というサインなのです。

ソメイヨシノ

紅葉する木はシンボルツリーに向かない?

「おうちのシンボルツリーは何がいいでしょうか?」という問い合わせをされることがありますが、これは深い問いです!とても悩ましいです。
単純に、お掃除が楽なのは常緑樹です。シマトネリコ、オリーブ、ミモザ、コニファーなど。ずっと緑が茂っていて落葉しない、そしておうちの目隠しにもなります。

常緑樹のハートユーカリ

落葉樹は花が咲くものが多く、実が出来て、紅葉を楽しめます。モミジやカエデなど和の風情のある葉も素敵です。季節の変化を庭で楽しめる贅沢!葉をお掃除するのが、少し面倒なところではありますが、葉がなくなった冬には、庭や室内に柔らかい日差しが降り注ぎます。

モミジ

最近はドライガーデンも人気ですので、ユッカやリュウゼツランなどが植えてあるお宅もあります。日本もだんだん亜熱帯化しているくらい暑くなってきていますので、西日本以南であれば、冬越しも出来るかもしれません。逆に、暑い時期の湿度の方が、それらの木には影響があるかもしれません。

家の周りに合わせたり、どんな景色を造るのかを想像するのはとても楽しいです!木は数年~数十年育ちます。一度植えるとほぼそのままになりますので、どんな木が自分の楽しみ方に合うのか、植物をじっくりと探されるとよいでしょう。

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


コンシェルジュのいる総合住宅展示場ふれあいホームタウン

ふれあいホームタウンは、コンシェルジュがいるから、気軽に立ち寄れる総合住宅展示場。
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家づくりを考えている方も、そうでない方も、一度見てみてくださいね。