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自然と暮らすススキほうき


駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。

ススキを使って「ほうき」を作る!

今回は題名にあるとおり、ススキを使ってほうきを作ってみます!100円ショップで何でもそろってしまう時代ですが・・・意外としっかりしたほうきができちゃうので、自分で作ってみるのも楽しいかと!

10月・11月にもお月見があります

裏の山にススキがある・・・など材料が手に入るなら言うことなしですが、今回使う花材はお安いけれど、あまりお花屋さんでは置いてないこともありますので、問い合わせて探してみましょう。お月見の前であれば、手に入るかもしれませんよ!

余談ですが、実は10月、11月にもお月見があります。今年は「十三夜(じゅうさんや)」は10月15日、「十(とう)日夜(かんや)」(11月10日)です。十三夜は「栗名月」とも言われます。空気が乾燥して澄んでくる季節なので、毎月出る月を楽しみながら秋の夜長にものづくりで過ごしてみては・・・

枯れているススキを使おう

今回作る【ススキほうき】は、9月の中秋の名月のころの出始めのススキよりも穂が飛んでしまった、いわゆる枯れているススキを使います。完全に乾燥させたものを使います。

【材料】(卓上のミニほうき1本分)

・ススキ 40本くらい(長さ40㎝くらい)
・お好きな紐(麻ひも・太めのタコ糸、毛糸などでもOK) 4mくらい
・ハサミ
・洗濯バサミ 4つ

【作り方】

① ススキは完全に乾かして穂を包丁などでそいで全て落とします。(穂=種が全て落ちている枝があれば尚良い)
風が吹くとそいだ穂が飛んでいきやすいので気をつけて。

ススキの穂

② 10本ずつ分けます。洗濯バサミで止めておきます。
③ ススキの先端を揃えるようにして束ね、先端から20㎝くらいのところに紐をくくります。吊り下げ用の紐30㎝くらい残し、柄の方へ向かって紐を一緒に巻いていきます。ススキが折れないように気をつけつつ、少しキツめに巻きます。

④ 1㎝くらい巻き進めたら、紐は切らずに、次の10本を添えて、同じ紐で巻いていきます。

⑤ 同じことを繰り返し、持ち手部分に近づいたら丸くなるように巻きます。40本を全て巻いたら、巻き終わりの紐と残しておいた紐をくくり止めます。残った紐で吊り下げる用の輪を作ります。

⑥ 余った下の部分は切り落とします。毛先も揃えて切り落とし、整えて完成です!(はいている間に抜けることがありますので、柄の方に木工ボンドをつけておいても良いです)

揃えて切り揃えます
完成!

手先の力が必要な部分もありますが、お子さんと作る場合は10本ずつまとめるのをビニールテープなどで止めておくと巻きやすいです。
柄の部分にハロウィンのアレンジをして飾っておいても可愛いほうきです♪つくづく自然には捨てるものなどないのだなぁと思います!

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


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