SHINSUKE NAKAMURA
引き続き、ノア1.1日本武道館の話です。
そのくらい面白かったから買って見るべきです。
今日は、佐々木憂流迦vs SHINSUKE NAKAMURAの
試合についてです。
佐々木憂流迦はグレートムタvs SHINSUKE NAKAMURAの試合を見てプロレスラーになる決意をしたそうです。
憧れとの一戦、しかも元旦日本武道館のセミ。
リングでSHINSUKE NAKAMURAを待つ時の顔からもただならぬ緊張が伝わってきました。
佐々木憂流迦の入場も最高だったんですが、
さすがは世界のSHINSUKE NAKAMURAです。
WWEにちょっと疎くて今こんなんになっていたんですね。SHINSUKE NAKAMURA。
太鼓と法螺貝の演出からの和風アレンジされた
入場曲で入場。
出身の京都で作った入場衣装を見に纏い、
鬼みたいな仮面をつけて登場。
カッコ良すぎてびっくりしました。
何より驚いたのは、クネクネ時代からしていた
コールの時にロープに手をかけてダラーンって
するやつをやめて、
ベルトを置き正座みたいなのをしていました。
かっこよすぎ。
SHINSUKE NAKAMURAは私のアイドルから
神に変わりました。そのくらい神々しかったです。
入場衣装を脱ぐと真っ白にかっこいい金のベルトをあしらえたコスチューム。
目元は黒くなっていって不気味に。
なんとなく、以前より身体が大きくなっていた気がします。
入場は緩やかな神々しさがあったのですが、
試合が始まるとピリピリした緊張感。
伝説の飯伏戦とは違った怖さで、もっと魅力的になっていました。
顔のペイントなんかを度外視しても、妖気を纏ったような怖さを発していました。
試合でも厳しい打撃で一方的に闘いをコントロール。
佐々木憂流迦も得意の寝技を要所要所で見せるのですがうまく返され、最後はSHINSUKE NAKAMURAによる毒霧からのキンシャサで決着。
まさに字の如く圧勝でした。
今大会で1番興奮した試合でした。
レスラーは色々な場面でキャラのマイナーチェンジを行います。
急に毒霧を使う選手も多い中、
SHINSUKE NAKAMURAはグレートムタの毒霧を
口に含んだストーリーがありますからね。
変化にもしっかり物語があります。
あのキャリアで、あれだけ周りに周知されたキャラが
あるにも関わらず変化する強さ。
そこにしっかり物語を落とし込むセンス。
脱帽です。
1番すげぇのはSHINSUKE NAKAMURAでした。
異論なし。
皆さんにも見てほしい一戦。
かっこよかったです。SHINSUKE NAKAMURA。
ありがとう。SHINSUKE NAKAMURA。