私が恋した喜界島#8島のお見送り
想像以上の出会いと別れ
島の看護師は3ヶ月から派遣で来ることができる。
短期で来られる分、人の入れ替わりが多い。
その分の出会いと別れがある。
想像以上の入れ替わりで別れが多くて寂しかった。
月に1,2人の入れ替わりが常に。
時には抜けるだけだったり、増えてくれたり。
日本中から、いろんな経験をもった
面白い人達が集まっていた。
看護師としての勉強にもなったし
最高の仲間たちにも出会えたし
憧れの看護師さん、面白人生の先輩
本当にいろんな人に出会えた。
島外から来る人の特徴は、行動力がすごいこと。
元々は縁のない場所に海を越えて来れちゃうって、そうゆう事なんだろうなと思う。
みんな全力で島生活を楽しんでいた。
島のお見送り
島を出る時のお見送りは行ける人みんな集合ー!
ふねの時はテープをもって、
飛行機の時はフェンスの外から手を振って
お見送り。
寂しいけれど、みんなの旅立ちを応援。
お見送りの様子は島らしさを感じられる一場面でもある。
はじめての見送り
初めて同僚をお見送りしにいったとき
私は働きはじめてまだ1ヶ月も経っていなかった。
島の見送りがどんなか知らなかった頃。
最後まで送り届ける姿に感動した。
だけど、この見送りの仕方は
この時1回しかできた事がない…
空港まで送りみんなで搭乗口に入るのをみて
滑走路が見えるフェンス前で待機
歩いて乗りこむ姿にフェンス越しに手を振り
ダッシュで車に乗り込む
滑走路端のフェンス前に車を停めて待機
飛行機が滑走路に入ってきて
目の前でUターンするときに全力で手を振る
(パイロットも手を振りかえしてくれる笑)
飛び立つ直前最後に窓から見てもらえる
飛行機が離陸前最後の最後まで見送れる方法。
この時送りだした子は、そんなとこに居ると思わなかったからビックリしたと喜んでくれていた。
出会いと別れが沢山だからこそ
ひとつひとつを大切に、全力で送り出す。
この方法がなぜ1回しかできなかったかというと
風を読まないといけないから…
風の向きで滑走路をどっちに走るか決まる
反対端にいるとただ頭の上を飛行機が飛んでいく…
この時は地元の子が風を読んでくれて大成功。
これに憧れた私はその後何回かチャレンジしたけど、失敗したのでした。窓の外みててね!と言ったのに見えないという…笑
ドライブ
はじめての見送りのあとに、そのメンバーでドライブ!
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