見出し画像

私が恋した喜界島#4島ひとり時間。

暮らしと食と海と。

仕事がはじまるまでもう数日。
そわそわとワクワクと、少しの寂しさと不安と
まだ島にいる事が信じられない不思議な気持ち。

友達も予定もないひとり時間。
この時留学準備中だった私は、入学申請書類つくり。
たたみの部屋で窓を開け、パソコンに向かっていると外からヤギの声。今までの住んでいた環境との違いが面白くて、誰かに聞いて欲しくて、思わずインスタグラムのストーリーズにあげてしまった。

お隣のやぎ。

部屋の中から、眩しいくらいに青い空をみていたら
外に出たくなってパソコンはお昼で切り上げ。
ごはんの調達がてら散歩へ。

部屋の窓。ここからみる空が好き。

行ったのは、またAコープ。
昨日行った時に気になっていたお弁当を手に入れるため。たまごで巻いたごはんが島っぽい。

ふわりとの出会い。


野菜コーナーも見ていたら、かわいい名前の気になるものが…

ふわり。なんともかわいい名前。
つい買ってしまった。
後から調べると、田芋の茎だそう。

食べ方をネットで調べても全然出てこない!!
唯一あった情報の、ツナと炒めると美味しい。
をさっそく実践。

ツナとトマトとえのきとふわり。

食感はシャクッとするけどふわっと軽い繊維質な感じ。
なんとなく触った感じと食べた感じでわかる
"ふわり"感。
(それが名前の由来かはわかりませんが…)
新しい出会いにワクワクしたのでした。

2日目ふわり。

一袋にたっぷり詰まっていたふわり、まだまだある。
次の日、豚肉と合わせると美味しい!との情報を得て…

豚肉と大根とふわりと。

しゃぶしゃぶ食べたいな〜と掛け合わせ
豚と大根とふわりのしゃぶしゃぶ風。
鍋ごとどーん!なのは、ひとり暮らしのご愛嬌。
やっぱりシャクッと感が美味しいね。
ふわり自体の味はほぼないから何にいれても○。
名前のかわいさと、食感のポイントに使うのが良さそう。

胡麻と黒糖

しゃぶしゃぶ風で使っていたタレ!
気づきました?喜界島のやつ。

この日は朝お散歩がてら、行った事のないスーパーへチャレンジ。まだ買い物に行くだけでドキドキ。

スギラビーチ
4月末。ずっとビーサンで過ごしてた。

海で少しちゃぷちゃぷ遊んでから

お土産センターへ。
日常の食品や生活雑貨もあるけど
お土産の品揃え豊富なお店。

お土産用というのと、もともと国産ごまは希少で値段が高いのとで、少し値段ははるけれど…試してみたい地元産。

喜界島は国産胡麻の最大産地。99%が輸入の胡麻。
残り1%のほとんどをここで作っているらしい。
夏になると収穫した胡麻が道端に干され、セサミストリートと呼ばれる道ができる。

胡麻畑の一部をお借りして、育てさせてもらった話。
サトウキビ伐採補助員のバイトをさせてもらった話。
は、また今度!

胡麻と黒糖。

おやつには組み合わせて作った
片栗粉くずもち風。

家にあったものの、掛け合わせ。
はじめてやった片栗粉餅は水っぽい味だったけど…
黒糖の深い甘い香りと、胡麻の香ばしさが美味しかった。

島みかん


胡麻じゃない方、もう一つのタレは
花良治みかんのポン酢。
島には外にでない沢山の在来種の柑橘達があるのです。

花良治というのは集落の名前。
この花良治みかんは、花良治集落で突然変異で生まれたそう。 栽培がとても難しく、数が少ないため幻のみかんと言われている。

香りが強いのが特徴的で、知ってる香りでいうと
みかんより、シークワーサーのような香り。
島では黒糖焼酎に絞って、皮ごとグラスに入れて飲んでいた。
クセのない黒糖焼酎には島みかんもパッションもいろいろ合わせられて、飲みやすい。今まで焼酎ダメだ!な私も焼酎を選ぶように… お酒の話もまた今度。

ひとり時間も島の自然と
豊富な食のおかげで楽しめたのでした。

ここから先は

103字 / 1画像
更新少しお休み中。喜界島での生活が大好きすぎて、書き残すことに。島暮らしを身近に。旅の参考にもぜひ。

日本の南、九州鹿児島県喜界島。 奄美大島の東側。 地図を拡大するとポツンと出てくる小さな島。 人口7000人弱、島一周車で45分。 太平…

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?