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結婚に付きまして
実家は旧家でも資産家でもございません。
なのに、慣習(悪習)に依り両親…特に父親に結婚の許しを乞いました。
今になって考えますと、本当におかしな事!
私は此れに因って『婚姻の失敗者』と成りました。
「あの人は良い人!」と自分の考えを押し通す父親。
「そのくらい、我慢しなさい。」と良妻賢母を鏡とする母親。
…当事者でもないのに…。
30年間に及ぶ『DV』に…助けを求めても…無駄な事でした。
「頑張りなさい!」「我慢しなさい!」
心身共に疲れきって…当然のように食事は受け付けなくなりまして…経口栄養剤で命を繋ぐ有り様に…
「困ったねぇ。体が弱いと周りに迷惑かけるのに。」
………。
写真の私は、真っ黒な『くま』が張り…痩せこけていて…。
努力しての『笑顔』は、本当に気味悪くて…。
……。
実家には、写真やビデオを送っていました。心配させまいと…。孫は元気よ…と…。
……。
娘の私の顔を見て、何も思わなかったのでしょう。叱咤激励は続きました。
※~※~※
『親』…とは決して『偉く』はないと…痛感しています。
彼らは『子供』を育てたのかもしれないけれども…『人』として育てた訳ではなさそうです。
※~※~※
ジェンダー問題を助長している親子関係に、私は皮肉にも学ぶ機会を持つ事となりました。