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自主独立の街 豊橋まちなか会議 小川直哉

みんなの夢に向かって行動する街

今回は、豊橋まちなか会議の小川直哉さんです。 その未来像は「みんなの夢に向かって実行する街」 ひとりの夢ではなく、そのエリアみんなの夢であること。 そのためには、そのエリアの人たちがまずは同じテーブルにつく、会議から始まります。 豊橋まちなか会議では、その未来像を体現されていました。 こちらより視聴できます。

どうしたら会議がはじまるのか。当事者たちがテーブルにつくためには、日ごろの人間関係が大切だと思いました。 挨拶することから始まり、一緒に掃除をしたり、一緒に行事を楽しんだりする。 それは、地元発の530運動でも良いですし、朝のラジオ体操でも良いでしょう。 その当たり前の身近なつながりを今一度見直してみたいものです。

そして、まずは、個人が自立していることが前提だと思いました。 それは自分で稼ぎ、税金を納めることができること。 小川さんがあこがれた、ありし日の水上ビルの店主たちには、独立自営業者としての気概があったのだと思います。 そこには責任がありました。 その自立する過程では、他者に支えられていることが分かります。

自立できれば、その恩返しとして、みんなのことを考えるようになる。 健全な自立のあるところ、みんなのことを思いやる公共心が涵養されています。 その結果、みんなの夢を語り合う会議は自然と始まっている。 そのため、まずは、個人の独立から。それは個人の生き様でもあり、自分の生き方を見つめ直して参りたいです。(2021年10月2日)