自主独立の街 フライパン倶楽部 髙津由久
みんなでお料理を作って、みんなで楽しく食べる街
今回は最終回となり、これまでの番組を振り返りました。 私の未来像は「みんなでお料理を作って、みんなで楽しく食べる街」と総括させて頂きました。 主に、今回ご出演頂いた4名の女性の皆さんから教えて頂いた言葉でもありました。 街づくりは、自分の仕事とも密接につながっていました。 こちらより視聴できます。(YouTube)
この番組では、26名の方にご出演頂きましたが、そのうちの4名が女性でした。 改めて、母親の存在の大きさを感じるとともに、女性たちの大きな愛情が、この世界を守っていると感じました。 自立した女性を体現されていた皆さんでしたが、その中心には食べることがありました。 どの方も、食べること、一緒に食べることの価値を語っていました。
食育という言葉を広めたのは、わが故郷出身の小説家であった村井弦斎とも言われます。 大正年間にベストセラーとなった「食道楽」では、「体育の根源も食物にあるし、智育の根源も食物にある、 して見ると体育よりも智育よりも 食育が大切ではないか」と説いていました。 先人たちに改めて倣って参りたいですが、そこに自主独立への道もあります。
「自主独立の街」という番組タイトルでしたが、当初は大きなタイトルにしてしまったかなと思いましたが、 番組が進行するごとに、このタイトルがフィットするようになっていきました。 「よく聞いて、よく理解する街」と番組の最後に書き上げましたが、それはこの番組に出演下さったゲストの皆さんから 教えて頂いたことでした。皆さん、ありがとうございました。