誰も触れてはならぬ|創作大賞応募作
※脚本形式での応募となります
※多様性ってなんだ、をテーマに書きました
※ファイルは縦書き版となります
梗概
江藤仙一(16)は清濁高校に通う一年生。「多様性の尊重」を唯一の校則に掲げる清濁高校には多種多様な生徒が在籍していた。
ある日、江藤のクラスに北別府翔馬(16)が転校してくる。北別府は透明人間であり、姿はおろか存在自体誰にも認識できなかったが、多様性の尊重から、その疑問に触れるものは誰一人いなかった。
北別府の面倒を任された江藤だったが、北別府が存在すること