各駅訪問 - 宗谷本線 比布駅
最終訪問日:2021年7月23日
1. 概要
駅名:比布(ぴっぷ)
路線:宗谷本線
所在地:北海道上川郡比布町西町2丁目
開業:明治31年11月25日
ホーム:2面2線
駅ナンバリング:W34
2. 駅の様子
現在の駅舎は平成28年建築のもの。新しいながらこげ茶色でシックな印象を受けます。旧駅舎は特産のイチゴをイメージしたピンク色の外壁だったようです。インパクトのある駅名は、JR線で唯一のパ行で始まる駅名です。
駅前にある古い駅名標のレプリカ。両隣の「ぴっぷ」は2021年に廃止となりました。
比布駅といえばやはり「ピップエレキバン」。昭和55年にCM撮影が行われたことで一躍有名になり、訪問客で賑わったそうです。現在でもパネルが置かれています。
駅舎内。無人駅で券売機などはありません。内部は木材がふんだんにあしらわれた明るい雰囲気です。画面左方には、交流スペースを兼ねた喫茶店「ピピカフェ」が併設されています。鉄道の利用者減少が進む中、駅を人が集う場所にするのは良い試みだと思います。
ホームから駅舎。
ホームは2面2線で、跨線橋で連絡します。1線スルーの配線になっており、駅舎と反対側の2番線が本線です。旭川方面から当駅折り返しが数本設定されているほか、快速もすべて停車しますが、特急は通過します。ホームは砂利・土敷になっており、上屋はありません。
跨線橋は昭和30年竣工のもの。線路を跨ぐ部分はプレートガーター橋が転用されているようです。
駅名標。
名所案内もあります。