インディーRTAリレーのお手伝いをしました


インディーRTAリレーは2024/2/17(土) 19:30~開催された、リレー形式のRTAイベントです。

今回、運営としてはシステム面で任されました。
いくつかツールを製作したのでその備忘録と、反省点を交えてnoteに残します。


1. 配信オーバーレイ

nodeCGを使って配信画面の情報を更新していました。

nodeCG操作画面

Runner: チームメンバーをプルダウンから選択し、更新ボタン押下
Audio Icon: 現在配信画面から音声出力している画面にアイコン表示
Time: 完走時間をチーム画面の上部に表示

実際の配信画面(あひるさんチームフォーカス)

また、今回タイマーを表示しなかったのですが、理由としてほとんどのゲームがLRT(Loadress Time)やIGT(In Game Time)で計測しており、機能しないためです。RTA(Real Time)の場合は実装してもいいかもしれないので、用意しておいてもいいかもしれません。

これらの配信レイアウトについて、以下のイベントを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
 ・カービィシリーズタイトルRTAリレー2023
 ・全日本RTA駅伝
 ・Luck Game RTA


2. タイムキーパー

タイムキーパーは駅伝、リレー形式ならではの必須な機能です。どのチームが最初にチェックポイントを通過し、2位以降のチームは追いつくためにどれだけの時間を詰める必要があるのか、など一目で見てわかるようなものがあれば便利だな~と思って詰め込んだものを用意しました。

(左)配信画面に載せていたシート (右)ボランティアに書き込んでもらうシート

タイムキーパーシートの要望としては以下2点。

  • 1画面で収まるくらいのチェックポイント、シートの用意

  • 1位通過は合計タイムを、2位以降は1位とのタイム差を表示

タイムキーパーシートに記入するボランティアの方には、知らないゲームにも対応できるようわかりやすい箇所をピックアップしたつもりです。
一方で、事前にIGTかRTAか伝えそびれていたり、LiveSplitが配信オーバーレイのアイコンで隠れていたりと、結構な不便を感じさせてしまったと思う点が反省点です。


実は、配信とは別に、裏で詳細データを取っていました。
これはFinal Fantasy Series Relay Race VIIIを参考にしたもので、
「こういうデータを見ながら視聴してたら面白いんじゃないか…!」と急遽準備したものです。基本、ボランティア用のものからコピペしただけなので仕組みは割愛。



3. 閉会式スライド

閉会式スライドに各区間のタイムを自動入力できないか、という要望があったので実装しました。
これ、本番直前に作ったものなので上手く機能しませんでした。

閉会式スライド

2.のタイムキーパーで使用したボランティア用のシートから直接googleスライドにデータを反映するようにしました。

googleスライドに反映させるシート(一部)

そもそもこれまでのスライドはcanva→エクスポート(.pptx形式)だということを知らず、GASはpptx形式に対応していないことも知らず、でばたばたしていましたが、基本設計~実装までしっかりと行うよう心がけようと思いました。



これまでのボランティア経験の知識や有識者の方からのアドバイス等をいただき、なんとか形に持っていくことはできたと思います。
今は汎用性、拡張性がなく他イベントで流用はできませんが、時間あるときに整備して、誰でも簡単に使えるようにしようと思いました。


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