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小型犬のなりやすい病気②

今日はなりやすい病気パート2を説明していきます。

①膝蓋骨脱臼
膝がゆるい、外れやすい状態です。
膝蓋骨脱臼の症状は4つの段階があって、グレード1~4にわけられており、手術や注射などで治療をしていきます。
段階によって治療方法は違います。
どの段階で手術するかについては主治医の先生と相談の上で決めていくことになりますが、できるだけ早めに手術を受けるべきでしょう。
加齢とともに患部が変形していきますので、修復が困難になってしまう恐れがあります。
膝蓋骨脱臼は遺伝的な素因が大きく関係しています。両親に発症犬がいる場合は自分の犬も発症する可能性があることを考えて、室内で滑らないようにする、高いところから飛び降りない様にする、ゆるやかなスロープを作ってあげるなど予防策で発症を抑えるようにしましょう。

後肢の膝の部分にある膝蓋骨、いわゆるお皿が定位置からズレてしまう病気で、内側にズレる内方脱臼と、外側にズレる外方脱臼とがあります。
内方脱臼は膝から下が内側にずれるためO脚に、外方脱臼は膝から下が外側にズレるためX脚に見えます。

主な症状としては痛みや腫れがあるのですが、ワンちゃん自身が後ろ足を伸ばしてお皿を定位置に戻すことがあるため、家族でも気が付かないことがあります。繰り返すとどんどん外れやすくなり、少々は悪化していきます。

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