見出し画像

【IB子育て・日々悶々】 進化させるには、とにかく「脳に刺激」を!それには外遊びが一番!

こんにちは!すっかり夏休みモードは終わり、新学期が始まった我が家です。さて、IB関連のブログを近頃かけていなかったので、今日はちょっとまとめて。まずは、この夏読んだ記事から。

クーリエジャポンの教育関連の記事から
優秀な子供の才能を開花させるために
5000人の天才児を45年間追跡してわかった、親が知るべき「8ヵ条」と「4つのポイント」

下記右側の女性が、45年間リサーチをしているカミラ・ベンボウ教授です。

知的に優秀な子供に対し、その才能が伸びるように教育的な介入をすると、介入しなかった場合とくらべて、大人になってからの職業上の業績、幸福度、クリエイティビティ、収入など、数多くの点でプラスの効果が出ることを検証できました

「失敗しないように」ではなく「失敗から学べるように」する

①子供に多種多様な経験をさせる。
②子供が強い興味や才能を示したとき、それを伸ばすチャンスを与える
知的な欲求との欲求の両方をサポートする。
④子供をほめるときは、能力ではなく努力をほめる。つねに自分を高める努力をするような心構えを子供に身につけさせる。
子供が知的リスクをおかすことを奨励する。子供が失敗することに否定的にならず、失敗から学べるようにする
レッテル貼りに気をつける。子供に「天才児」のレッテルを貼ると、それが子供の心の負担になりかねない。
教師と協力して、子供の欲求を満たせるようにする。頭のいい生徒は、「レベルの高い課題」「特別な学習支援」「自分のペースで学習する自由」を必要としている。
子供に知能テストを受けさせる。テストの成績が良ければ、子供にレベルの高い勉強をさせたいと申し出るときの根拠となる。また、テストを受けることで、失読症やADHD、社会性や心の問題が明らかになることもある。

さらに、この記事には

4つのポイントが指摘されてました:

✔︎天才児は大人になってから、社会に大きな影響を与えることが多い
✔︎天才児というエリート集団のなかでも、さらに突出した知的能力を持つ超エリートがいる
✔︎学習ペースが速い子供は、飛び級させたほうが能力を伸ばせる
✔︎「空間認識能力」は、「言語能力」や「数学力」に匹敵するほど重要

この「空間認識能力」は、「言語能力」や「数学力」に匹敵するほど重要という話しですが、この話しは米国の科学誌「Nautil」にも発表されています。「海馬」にまつわる重要な話しです。

https://nautil.us/issue/40/learning/for-kids-learning-is-moving

It comes at a time when pediatricians are warning that children are given less time and freedom to play, and are more sedentary than ever before.

There’s evidence that the richness and complexity of the environment influences the quantity of neurons and subsequently the volume of the hippocampus.

Children today spend significantly less time playing in outdoor environments than previous generations.

For humans, the assumption is that the brain needs the right stimulation in this critical period too. It’s a development window critical for learning a memory. And without that stimulation there will be cognitive and memory costs.”

The new insights into the relationship between hippocampal development, infantile amnesia, and spatial cognition show that, in addition to combating problems such as obesity and ADHD, children need opportunities to explore and build cognitive maps because their cognitive health—the part of our brain intricately responsible for our very sense of self through time—depends on it. An abundance of data shows that decreased hippocampal volume is associated with addiction, PTSD, schizophrenia, and Alzheimer’s disease.

簡単に言ってしまうと、「外遊び」の時間が25%も現代っ子は減っている今、脳の「成長に」に影響が出始めていて将来が本当に心配、という記事。さらに、脳の「成長」には、「刺激」が大切で、刺激はとにかく歩いたり、体を動かしたり、新しいことにチャレンジすることです。

そして最後にとても印象的な言葉が:

We’re not computers, we’re biological systems.
We’re not programmed, we’re evolved.
私たちはコンピューターではありません。生態系のいきものです。
私たちはプログラムされているわけではないのです。進化しているのです。

我が家の子どもたち、幼稚園の頃は広い園庭のある学校に入れていたおかげで本当にたくさん体を動かしていました。現在はスポーツをしていますが、やはり以前に比べると体を動かす時間はバスケットボールをする時間くらい。

ここ半年ほど、「キャンプ」にハマったおかげで、月に1回は週末山や海で遊ぶという生活をしていましたが、やはりもっともっと外に連れ出さなくては!!という気持ちになった記事です。

勉強をカリカリ机でさせている場合じゃないのかも、、、なんてまたちょっと心揺れる記事でした。

#海馬
#外遊び
#IB子育て
#日々悶々
#空間認知能力






*よろしければサポートお願いいたします* ご支援を糧に、日本と海外に橋となるような情報発信に励みます!