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【IB子育て・日々悶々】バイリンガルキッズの子育て

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日本語以外の言語やカルチャーがベースの子どもたちを育てている母の備忘録と自問自答録。国際バカロレア(IB)で育つキッズたちに、ザ日本的教育を受けてきた母がどのように関わり、何を感…
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#国際バカロレア

【IB子育て・日々悶々】自分の子どもを「見れない」参観日

【IB子育て・日々悶々】自分の子どもを「見れない」参観日

先日、子どもたちが通うインターナショナルスクールで、1時間の参観日が開催された。

参観日と言っても、面白いことに

というちょっと変わった参観だった。

その経験を早速3人の日本人の友人や知人たちに話したところ、全員絶句。参観の目的が自分の子どもの様子を見るのではなく、学校でどんな風に子どもたちに学びの場が提供されているかを客観的に親が知る場として開かれていると話したら、みんな口を揃えて「それい

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【祝・書籍をリリースしました!】国際バカロレアとインターナショナルスクールの世界を保護者視点で紐解いた一冊

【祝・書籍をリリースしました!】国際バカロレアとインターナショナルスクールの世界を保護者視点で紐解いた一冊

初の書籍をリリースしました!

こんにちは。ジャーナリストのfuntrapこと寺町です

この度、国際バカロレア(IB)とインターナショナルスクールの世界を保護者視点で紐解いた一冊を上梓いたしました

『疑問・質問が褒められるIB PYPの教室: 国際バカロレアに魅せられて』 (Kindle版・ペーパーバック版)

絶賛子育て真っ最中のジャーナリストだからこそ書けるものがあると考え続けていた私にと

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【IB子育て・日々悶々】任せてみて分かったこと

【IB子育て・日々悶々】任せてみて分かったこと

こんにちは!

知り合いの先輩ママが、素敵なnoteを共有してくれた。読んですぐに、今日車の中で突然長男が「この間テストで悪い点とった」という事件を遅ればせながら共有してくれたことを思い出した。

昨年8月、6年生に進学した長男。国際バカロレアの世界では、MYP(中学生)になった。

PYP時代は、学校からメールやSeesawで、学習進度や何かのお知らせがほぼ毎日届いていた。それが中学校に入った途

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【IB子育て・日々悶々】すべての評価がすべての基準を網羅しているわけではない: 国際バカロレアの「アセスメント」

【IB子育て・日々悶々】すべての評価がすべての基準を網羅しているわけではない: 国際バカロレアの「アセスメント」

おはようございます!

11歳の長男が、この夏から国際バカロレア(IB)のMYP(中学に該当)に進級しています。授業の内容はもちろん、クラス構成も何もかも新しく、母は息子が一気に大人になったように感じています。

一方子どもは、PYPx(初等教育の最終プレゼン)を経験したおかげで、増えた学習量や複雑化したコンテンツでもちゃんと適応しているようです。(クラスメイトたちもみんな!)

これまで、宿題も

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【IB子育て・日々悶々】スポーツ専門大学も!世界を見渡せば色々な「学び場」があることに改めて気づく

https://istudy.sport/

おはようございます
今朝は久々にLinkedInを覗いていました
自分のプロフィールをアップデートしないとなぁ思いつつ、これまでLinkedIn上ではチェックしていなかったらIB関連の情報収集をしてみました

すると、IBOのニュースから、
ワールドアカデミーオブスポーツ
に関するものを発見!

このワールドアカデミーオブスポーツは、15-18歳のユー

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【IB子育て・日々悶々】IBの初等教育PYPで私が驚いた3つのこと

【IB子育て・日々悶々】IBの初等教育PYPで私が驚いた3つのこと

こんにちは!このブログは、国際バカロレア(IB)の初等教育プログラム「Primary Years Programme(PYP)」で学んでいる子どもたちを、日本の義務教育で学んだ母が子育てする中で感じる驚きや葛藤を綴っています。

今日は私が子どもたちが学んでいる学校での様子を、過去5年見てきた中で感じてきた「へぇ」ポイントを3つご紹介します!

PYPについては、英語が得意な方は

https:/

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【IB子育て・日々悶々】子連れで2年移住したママ友に聞いてみたフィンランド生活とフィンランドIB

【IB子育て・日々悶々】子連れで2年移住したママ友に聞いてみたフィンランド生活とフィンランドIB

こんにちは!

学生時代から仲良しのアッコが、フィンランドに2年移住。今年の春に帰国しました。同じ年の息子を持つ母として、今ではママ友でもあります。

ちなみに、アッコこと塩野明子さんは、北欧のイノベーションを推進するプロジェクトのコミュニティーマネージャーです。

そんな彼女たち一家は、フィンランド滞在中に一人息子くんを地元の私学国際バカロレア(IB)校に在籍させました。フィンランド生活の面白い

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Article of the Day! 玉川学園秋入学?!IB校の挑戦に注目

おはようございます。

早朝から興味深いニュース。

玉川学園の幼稚園→高校までの一環教育計画。
この記事には触れられていませんが、玉川学園は、日本の学校教育法の下に運営される学校を指す「一条校」と呼ばれる日本の義務教育に沿った学校です。

しかし、この記事では触れられていませんが、玉川は、今日本の教育分野で注目が集まる「国際バカロレア(IB)」を導入している学校でもあります。

我が子たちがイン

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【子育て・日々悶々】国際バカロレア研究は続くよ!:文科省の「IB教育推進コンソーシアム」は使える

【子育て・日々悶々】国際バカロレア研究は続くよ!:文科省の「IB教育推進コンソーシアム」は使える

こんにちは。長男が無事にIBの小学校プログラムPYPのプロジェクトPYPxを終えました。

やり切った感がちょっとないところで「時間切れ」となってしまったいう大反省はあるものの、「教育(SDGsのGoal#4)」という大きなテーマにいどんが彼のプロジェクトをはじめ、1年生から知っている子どもたちが、クリエイティブにプレゼンテーションをまとめ上げたこそそのものに、感動しました。

さて、ジャーナリス

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【IB子育て・日々悶々】日本の公教育を受けた親が、国際バカロレアのPYPで学ぶ子どもを持ったら

【IB子育て・日々悶々】日本の公教育を受けた親が、国際バカロレアのPYPで学ぶ子どもを持ったら

こんにちは!バイリンガル教育ど真ん中で生きているfuntrapです。国際バカロレア(IB)のことをちゃんと知らないまま、IBスクールに子どもを入れてしまった日本人ママとして、長男入学以来、IBについて子どもと一緒に学びを続けています。

そんな中、Clubhouseで国際バカロレアに関しての情報提供を積極的にされている、オーストラリア在住の日本人IB Specialist(IBプログラムにおけるコ

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