【脱ステ体験記2】脱ステロイド5カ月目までの症状~まだまだ未熟なお肌。しかし、順調に肌が出来始める~
脱ステを開始してから4カ月が経つと肌も再生を開始し始め、少しずつであるが回復を兆しを見せ始めます。
回復するペースは患部によって異なり、また人によって治る箇所も異なるのだそうですので、参考程度に。
僕の場合は顔が一番初めに回復の兆しを見せ、次に肘から下の手首まで。次に二の腕、体という順に回復をしていきました。
肩の裏から肩甲骨にかけてはなぜかここだけが症状がひどく、広範囲に渡りかさぶたが出来る状況で、足は全体的に赤く、これまた膝裏とすねとに広範囲でかさぶたが出来ている状況でした。
4か月目に差し掛かるまではかさぶたが出来ることもなく、肌がつき始めただけでも十分すぎる進歩と言っていい内容です。
とはいえ、かゆみは相変わらずと言っていいほどに襲ってきます。
見た目の症状は良くなってきてもかゆみというのは、どこまでも襲い掛かってくるもののようです。本当にアトピーというのは厄介な病気ですね。
この先の肌の回復は緩やかになるものの、順調に回復をたどっていきます。
5カ月目までに起こる症状をまとめていきましょう。
どうやら、症状は回復→破壊というサイクルは変わらず、同じような順をたどって軽快へと向かっていくらしいことがわかりました。
一気に全身に症状が出て治るというわけではなく、患部に出る症状や回復傾向はまちまちであるようです。
一度に全身がかゆくなってしまうのは耐えかねぬ辛さがあるので、この点は助かりました。また重症患部が集中していると「他は良くなっているし、まあいいだろう」という気にもなってきました。
回復している箇所を見れるということは精神的にもやすらぎを得られるのでとても大助かり。辛いことには変わりないのですが、、、
しかしこの時点ではまだ大きな変化は訪れていません。
相変わらずひどい患部には赤みがかっており、かゆくてかきまくることを繰り返していました。
それでも脱ステ・脱保湿を続けていると本当に少しずつでしか進まないのですが、肌の赤みが引き、かさぶたも減り始めていくことを実感できます。
ちなみにこのころは寒暖差と花粉の影響でしょっちゅう激しいかゆみに襲われていました。特に暖かくなった時よりも寒くなった時の方がより激しさを増してかゆみを誘発していました。
体は本当に正直なもので、朝起きた瞬間から激しいかゆみを伴ってくる灯も。もうこうなった日は経験上どうしようもありませんでした。
ただ、その日が過ぎ去ることをぐっと耐え忍ぶのみ。辛いですね。。
でも大丈夫。その日は辛くとも長い間続くことはないし、それでも皮膚はしっかりと回復していきます。これだけ掻き壊しているのに回復していくのだから人体とは不思議なものであり、すごいものだなと思えて来ます。
3カ月目までは1日に何度も発作が起き、2時間以上かくことも少なくありませんでした。この時あたりからは朝起きた時、着替えの時、床に就いた時と発作が起きる回数は目に見えて少なくなっていったことを覚えています。
日中必ずといっていいほど襲ってきた激しい発作がないというだけでもかなり楽になってきます。
ようやく脱ステから5カ月が経とうとしたとき、一番ひどい患部であった膝裏に動きが出来始めました。
ジュクジュクとして不快感を感じていた膝裏からようやく落屑が始まるようになったのです。落屑し始めると同時にかゆくなるのですが、回復の一途をたどっていることには変わりがないので、喜ばしい変化です。
ですが!これが本当にかゆい。
まだ皮膚もでき始めたばかりの軟弱なものなので、少しかくだけで薄皮がすぐにめくれ、またそれが広範囲に渡りかさぶたとなります。
この繰り返しを行う1か月でした。
とにかくかさぶたはかゆいし、かくと血が出るし、べっちょりとした不快感を与えてくるし、固まりすぎると痛いし。なわけだったが、それでも肌がつくということは回復しているということなので、前向きにとらえていきましょう。
この時期というのは、肌がつき始め、回復の早かった患部はかなり軽快していきます。もっとも症状がひどかった箇所は回復が早かった患部の初期症状のような動きを見せていきます。
とはいえ、まだ肌は未熟なのでかけばすぐに薄皮がめくれ、ジュクジュクする場合もあるし、広範囲に渡りかさぶたが出来ることも多くあります。
このかさぶたがかゆいし、痛いのですが回復している証拠です。毎日かきむしっていても観察しているとかさぶたになる範囲は少しずつ少なくなっています。
発作が起こる頻度は少なくなり、精神的に負担が少なくなってくると思います。
また、脱ステを開始し始めたころは強烈なかゆさに襲われ続けていたので、自律神経がかなり乱れていたと思います。
少し音を聞くだけで「うるさい!!」と怒鳴りたくなるほど心は常に追い詰められていました。ようやくこのころあたりになって、少しずつ平穏を取り戻せるようになってきました。
瘡蓋が出来始める
落屑し始める
という変化は苦痛を伴うものですが、回復している兆候です。
体は少しずつ回復に向かっていきます。
アトピーに負けずに体をよくしていきましょうね。
では、また次回お会いしましょう!
おまけ
ちなみに、このあたりのころはひっかくことに注意を払い始め、神ツールを手に入れることが出来たのでご紹介しておきます。
この爪やすりが本当に買ってよかったと思える素晴らしいアイテムでした!
とにかく爪がきめ細やかにやすれます。なので、肌を傷つけにくい!
価格は少々張りますが、お手入れも楽なので、買って損しないと思います。
詳しくは近々レビューしようと思っていますが、通常の爪切りに付属しているやすりとは仕上がり方がまるで違う。ということだけ伝えておきます。
通常のやすりでは表面が鋭く角ばっている感覚に対し、これで仕上げた時は丸みを帯びている感覚です。大切な肌を守るために重宝したいアイテムでした。ぜひ、お試しあれ。
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