Vol8. メンズカット女性美容師さん
この間、成人式に行ってきました。
僕も成人したんです!
ありがとうございますー<(_ _)>
年末年始、大都市はコロナの感染者が爆発的に増えて、地元富山も不穏な感じがありましたが、なんとか開催できて本当によかったです。
懐かしい顔もたくさん見れました。
久々に会ってめちゃくちゃ変わってた友人の話はまた別の時にしたいですね。
成人式前、髪をどうするか大変に悩みました。
自分でセットとかあんまりしたことなかったんですが、親は「せっかくの晴れ舞台なんやし、かっこよく決めてこられ!」(富山弁)なんて言うのでさあ困った困った。東京で学んでこなくてすみませんね。
”迷ったらその道のプロに聞くのが早い”
は、とある友人の口癖です。
それに倣って、とりあえず地元の美容室を予約しました。
今回は、そこで髪を切ってくださった美容師さんについてです。
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まず、入り口に入って名前など確認された後に通されたのは、髪が淡いピンク色の女性の美容師さんがおられる部屋でした。
これ、僕が美容室経験少ないからか分からないですが(たぶんそう)、メンズカット男性がやるものだと思ってたし、実際東京でよく行く美容室はそうなので、女性の方に切ってもらうのかと思うと半ば緊張しながら席に着きました。
が、その緊張もすぐになくなりました。
イスに座った直後、頭越しにお姉さんの第一声、
「こんにちはー。もしかしてお兄さん、東京の人ですかー?」
え、すごっと単純に驚いてしまいました。
知らないうちにシティボーイになってたの?東京のニオイでも持ってきたんかな、あ、コロナ対策で客全員に聞いてるとか?なんて逡巡しつつ、
「あ、そうですー。なんで分かったんですか⁉」
聞いてみたら、ちゃんとタネがありました。
「この時期、成人式前に地元戻って髪整えに来る人多いから、若い人だったら当たりやすいんですよねー。東京じゃなくても関東だったらニアミスだったって笑えますし笑」
ということでした。お見通しでしたね。
でも、気づいたら一気に引き込まれてるんだから、やっぱすげえ。
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女性のメンズカットってどうなんだろうかと少し不安はありましたが、実際はすごくお上手でした。
むしろ、女性目線で、「こうしたらかっこよさそうですけど、どうですか」って言ってくださるので、すごく新鮮で嬉しかったです。
カットしてもらいながら、お姉さんの話も少し聞かせていただけました。
その方は、現在はメンズカットを専門にされてるということでした。
メンズカットでやっていこうと思ったきっかけは、兄弟の存在。
お姉さんは、兄弟の中では長女にあたり、弟が2人いるそうです。
高校生になったくらいから、人の髪を扱う仕事に興味をもち始め、ある時、弟たちの髪を自分で切ってあげる機会があったそうで。
いつも見る弟が、自分が髪を切ってあげたことで見違えるようになるのがお姉さんにとってはすごく楽しかったそうで、ここがメンズカットに目覚めた原点なんだそうです。
それから、いろんなお店で武者修行しながら勉強して、今ようやく男性のカットを任せてもらえていると、楽しそうに話してくださりました。
終始お話も楽しかったし、カットもセットもしてもらって、満足でした。
これから、地元に帰ったときの美容室はここで決まりですね。
読んでいただきありがとうございました!