米富繊維さんのYonetomiの定番がとても良かった話
先日、久しぶりに個人オーナーのセレクトショップを訪ねました。場所は京都で、お店の名前は「ANOCOLOE」。四条にあります。
ラックにぎっしり掛けられた服、ちょっと雑に置かれたシューズ、アクセサリーやバッグまで片っ端から全部見て10点ほど試着して2点購入しました。見えていた限りではウィメンズが9割です。
せっかくお店に行くので、すんと気取った雰囲気よりも、多少ラックが窮屈でも洋服愛が感じられてたっぷり見られるお店の方が好きです。そういう意味でもこちらはとても満足でした。入荷のタイミングの面でも、SSとAWがない混ぜになっていてその感じも良かったです。今みたいな端境期(はざかいき)は、レイアウトであまりきっちり季節を分けられてしまうより、混在している方がコーディネートのイメージがしやすいと思います。
今日は、購入したもののうち大満足のニットプルオーバーを画像6枚でご紹介しますので、どうぞお付き合いください。
スウェットかな?という見た目ですが、セーターの部類のニットです。表面の見た目の印象はマットで、手触りはドライ。持ち上げてみると度詰めなりの重さがあり、それが手のひらに落ち着いてなじみの良い感じです。例えて言うなら、弾力のある梨地。細番手のコットンを何本も合わせた強撚のウェーブコットンによる度詰めの編み地、というオーナーさんの説明を聞いて答え合わせができました。
ブラックなので、表情その他諸々がこの画像で上手く伝わっているかはいささか不安ですが、シンプルながらに強さを感じる、かっこいいニットです。
お値段は19,800円(税込)で、私はサイズ1を購入しましたが、サイズ展開は1〜3あるようです。サイズ1でメンズサイズ46(M)くらいに感じました。着丈・袖丈は44(S)寄りです。ちなみに定番品だそうで、店頭にあったSSの半袖のイエローを見て素材が気になり、キャリー品の長袖のブラックを出していただいて購入しました。色は多分他にもあります
生産されている米富繊維さんは、ご存知COOHEMの米富さんです。ファクトリーブランドというとどうしても、素材と価格パフォーマンスをデザインが殺してしまうところも多い中、こちらは流石のプロダクト&ラインナップ。ファクトリーならではのこんな表記も。
新品のいま、強撚そのもののドライな感じも良いですが、着こんで洗っていくうちに撚りが多少膨らんでくるはずなので、その変化も今から楽しみです。
購入したお店ANOCOLOEのオンラインサイトは店頭の商品の5分の1くらいしか載っていない気がしますが、気になった方は→こちら
くったくたになるまで着てやるぞー^^