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展示会に行ってやっぱり服はたまらないなぁと思った話
(ツイート本文誤記訂正:ライダースジレ→ライダースマフラー)
「着方」がある服って面白い。
それが構築的というほどにカタいものでなくても。
近頃、ファッションアパレルのトレンドや売れ筋といえば、一見しただけでどこぞのコレクションブランドのアレのオマージュやもと思しきデザインやスタイルがほとんどで、新たに生み出すことをあきらめたのかとすら思い始めていました。
そんなことでは閉塞感が漂って当然だわと思いつつも
こんなにスピード重視でモノが溢れている時代にビジネスを確実にしようと思ったら、そうなるのも仕方がないのかもしれないなと、考えないファッションの存在をいちいち気にしなくなっていく自分がいました。
でも
ここの服を見て、着てみて、私の世界が狭くなっていただけだと盛大に反省するとともに、単純に服が愛しくなって帰ってきました。
ファッションは大丈夫、
face to face も大丈夫、むしろ必要。
装いにかける思いは人それぞれだけど、やっぱり何でもよくはないし、良いものは良いと思います。
確立された世界観の主張を纏っても、着られることなく着こなせるひとでありたい
着方を弁え、服と自身の生かし方を考えて纏う、そういうたのしみ方をしたい
体形を隠すとか、着やせだとか、そんなことではなくてもっとこう、アバンギャルドなニュアンス。最前線の自分に会いに行くような、挑戦的な感じです。
いつからか、自分の既知のフレームの中で頭だけ使った服選びをしていたように思いました。思い起こせばここ数年の間に買った服、好きだけどそんなに愛しくないわ…。
住宅の一室の展示会場に2時間半もいて(長居!)、
たくさん見て触って着て感じて喋って
最近二の次にされがちだった「感覚」に血が通った思いをお土産に帰ってきました。
やっぱり服っていいなぁー!
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